第64話 =橋上での激戦!=
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度キリトの顔を見て「マジ?」と聞いていた。キリトもニヤリと笑みを浮かべながら「マジマジ」と笑っている。
「……男って」
「みもふたもないですね……」
という女性2人の感想。交渉に対しては関係ないのに巻き込まれた俺は弁解に精一杯だった…。買収されたプレイヤーによるとサラマンダーで行われる《作戦》の障害になると俺たち3人を20人近くで狩るために俺たちを追ってきたらしい。その詳しい《作戦》については彼にも教えてもらってないらしく判らなかったが膨大な数のサラマンダー兵が飛んで聞くのを見たと言う目撃情報から「相当でかいこと狙っているみたい」らしい。
「…世界樹攻略に挑戦する気なの?」
「まさか。さすがに前の全滅で懲りたらしくて、最低でも全軍に古代武具級の装備が必要だってんで金溜めてるところだぜ。おかげでノルマがきつくてさ……。でもまだ目標の半分も集まってないらしいよ」
「ふぅん……」
「俺が知ってるのはこんなトコだ。……さっきの話、ホントだろうな…」
質問を答え終えたメイジはキリトへと目線を移してそういった。やっぱり疑っていた部分もあったみたいだ。
「あぁ、取引で嘘はつかないさ」
そう、飄々とうそぶきトレードウィンドウを操作し始めるキリトとそれを入手したサラマンダーに俺とリーファ、ユイは呆れるしかなかった。罪悪感は感じないのか、と聞いたところ連中が自慢していたものだから快感が増す、とのことらしい。
廃がつくほどのオンラインゲーマーの人たちはこんなのばかりなのかと偏見を持ってしまうのも仕方ないと思う俺を尻目にサラマンダーは元来た道を帰っていった。
術者もさっきの死闘で倒したらしくルグルー前に立ちふさがっていた土の壁が消えていたので俺たちはルグルーへ向かうこととなった。そこでその戦闘でキリトのなったあの悪魔についての話題になる。
「んー…多分」
「多分って……サラマンダーをかく乱するって作戦じゃなかったの?」
ユイはそうやって考えていたらしいけどキリトはそこまで思い浮かばなかったらしい、というか記憶が飛んでいたらしい。その時点ですでに病気だが…。彼曰く、魔法を使ったら自分がえらい大きくなって剣がなくなってたらしい。だからああやって手づかみしたり爪で引き裂いたり…
「ぼりぼり齧ってたりもしてましたよ〜」
とユイも楽しそうに注釈を加える。
「その……味とかしたの?サラマンダーの」
「ちょっと焦げかけの焼肉の風味と歯ごたえが…」
そこら辺は術者に不快な思いをさせないように運営側が優しい対応をしてくれているらしい。もう聞きたくないのか聞いた本人のリーファがキリトに向けて手を振ると、不意にその手を掴み
「がおう!」
わざとらしく一
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