第3章 エドラス編
リサーナ
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
達は私に滅竜魔導士を抹殺する“使命”を与えてアースランドに送り込んだ!!!」
「そうさ!!女王はオイラ達の卵を奪った!!忘れたとは言わせねえ!!」
「あ!おじさん!」
「いたんだ!!」
シャルルの言葉にミントとハッピーがおじさんと言っていたエクシードがそう言う。
「まだきちんと説明していませんでしたな。」
「これは6年前の話になります。」
すると、2人の老いたエクシード達が話をした。
「女王には未来が見える力があるのは、もうお話ししましたよね?」
眼鏡をかけている老エクシードがそう言う。
ナツさん達は多分知らないと思うが、俺がそこは簡単に話をしておいた。
「ある日、シャゴットは地に堕ちるエクスタリアを見たのです。
今思えば、エドラスの魔力枯渇による自然落下だったのじゃが・・・
当時は原因を人間の仕業と思っていた。人間と戦争をしても勝てない事はわかっておった。
ワシ等は会議の末、100人の子供をエドラスから逃がす計画を立てたのです。」
「逃がすだと!!?」
眼鏡をかけている老エクシードの言葉に驚くエクシードのおじさん。
「その計画はエクスタリアの民にも内密に行われました。
表向きは異世界の怪物滅竜魔導士を倒す為の作戦だという事にしました。
もちろん、滅竜魔導士に恨みがあった訳ではありません。」
「わかってる。」
「そういう“設定”が必要だったって事ですよね。」
眼鏡をかけている老エクシードの言葉に俺とウェンディがそう言う。
「それに、本当の事を言ったら、きっとパニックになっていたと思うわ。」
ルーシィさんがそう言う。
「成る程〜・・・ん?じゃあ、コージを殺すというのはどういうことだったの?」
ミントが訪ねてきた。と、いうか、俺を殺す・・・?
「シャゴットの予言によると、彼がこの中で異常なくらいの高い魔力を持っていたからです。
彼を我々のもとへ来させ、事情を話して解決策をお願いしたかったのです。」
「そういう事だったのか。」
眼鏡をかけている老エクシードの言葉に俺は納得する。
「人間のアニマを借り、私達の作戦は成功しました。
しかし・・・たった1つだけ計算外の事が起きたのです。それはシャルル・・・あなたの力です。」
「!?」
「あなたには私と同じような『予言』の力があったのです。」
「え?」
女王・・・いや、シャゴットの言葉に驚くシャルル。
「しかし、それは無意識に発動しているようで、あなたの記憶を混乱させたのです。
避難させた100人のエクシードのうち・・・・・・あなた
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ