導入
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が効きにくいのよねぇ、だからいっぱいパワーを貯めなきゃならないのよん(本当は……ニヤソ)」
どんどん力が抜けて行き、俺は意識を失った。
目が覚めると駄女神の膝の上に俺は頭を載せているのに気がついた。
「そのままで……」
なんて言う言葉と共に俺の額に手のひらを載せると駄女神は目を瞑った。
見た目はほんと綺麗だよな……そんなことを思っていると、
「このわたしちゃんの膝枕ですからねー100億万円はいただきますよーw」
全力で跳ね起きようとしたのだが、全く体がうごかないー
「というのは37%くらいの冗談として、次の行き先が決まったので質問とかあったらどぞん」
それならばということで
「チート能力みたいなのはもらえるの? あと、行き先はどんな世界?」
その途端、駄女神は一瞬にして三人に分身した。それぞれ微妙に髪型と髪の色が違うとかどうなってんじゃこりゃ
「キモーイw」
「チート能力が許されるのは小学生までよねーw」
「チョーウケルw」
ムカつくことを言いながらキャハキャハと笑いをかますとまた一瞬にして1人に戻った。
「まともな頭の使い手ならさっきのわたしちゃんの説明で察しがつくと思うんだけどw」
そんな前置きをすると澄ました顔で
「わたしちゃんから力とかぱぅあもらってたら納品パワーの収支がマイナスになるかもよ?」
ふぅむ、その理論はわからんでもない。
だが……待てよ、根本的な間違いがないか? などと思った俺はさらに質問した。
「俺をもとに戻すのになんか知らんがパワーって言うのが必要なら、今から飛ばす別の場所にもそれが必要なんじゃないか? オマエめっちゃ俺を騙してない?」
顔色が急に悪くなった駄女神はこう答えた。
「そ、それは、ほら、あの、そうよ! 東京から横浜行くのと、ニューヨーク行くのとじゃ着くまでの時間もお金も全然違うじゃない? そういうもんよ! ハイハイいってらっしゃーいwよい旅を^^」
「ま、まてーー行き先は……」
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