とある麻帆良の超能力教師 五話
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手は面倒だが、悪いもンじゃねェ…」
一方通行は騒いでいる2ーAの生徒達を見る。その目は何故だか寂しげで、何か別の物を見ているようにも見える。やはり学園都市の闇の中でも生きてきた彼にとってこのような生活はまぶしいのだろうか。
「そりゃ良かったよ、君の教えかたは上手いと評判だからね、教師の素質があるんじゃないのかい?」
「オイオイ、冗談じゃねェぞ…コイツらの教師なンてしてたら身がもたねェよ」
確かに2ーAの担任になったら大変そうである。それをこなしていたタカミチはすごいと思う一方通行だった。
「それよりも一方通行君…何か分かったかい?」
「駄目だなァ、全くわからねェ…」
一方通行は少しずつこの学園を調査していた。一方通行自身早急に知ることもあったため急いでいたのだ。
「君の能力を使うための、『ミサカネットワーク』だったかな?」
「あァ…どうやら異世界であるにも関わらずネットワークは繋がってやがる…」
これは一方通行にとっても予想外だった。脳にダメージを負っている一方通行は日常生活から能力使用まで、全てにおいて『ミサミネットワーク』の代理演算が必要だ。よって電波が届かない場所では一方通行は立つこともままならない。
しかし何故だか異世界であるこの世界でもミサカネットワークに接続出来ているのだ。
一方通行も独自の調査で色々分かったこともあった。そうミサカネットワーク以外にも多数他のネットワークに繋がっていたことだ。まるでミサカネットワークでは補えない場所を補助するかのように。
ちなみにチョーカーのバッテリーは垣根が手回し充電器を作ってくれました。
「そうかい…あまり力になれそうにないが困ったことがあったらなんでも言ってくれ。僕でよければ力になるよ」
「てめェらにこれ以上なにかさせるわけにはいかねェよ、俺達だけでなンとかする」
タカミチや学園長にはここに来てかなり世話になっている。これ以上は迷惑をかけれないのだろう。
タカミチとそんなことを話している間にどうやらネギ達も来たようだった。
「ようこそ!ネギ先生!」
歓迎の声と同時に教室内にクラッカーの音が鳴り響く。それをみてネギは呆然としている。
「よォ垣根、てめェどこに行ってたンだァ?」
「人助けて、服を作って来た」
「はァ?悪い、わけわかんねェ」
「まあ色々あったつーことだ」
「そうかいィ」
一方通行はコーヒーを垣根は適当なジュースをとって飲む。
そこにある少女がやってくる。
「あの…垣根先生…」
「あぁ?確かお前は宮崎のどかだったな…」
垣根の前に来たのは先程垣根
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