スーパーロボット大戦OGs
0122話
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るのなら川と海といった所だろうか。同じ水でも、その規模が桁違いだ。
「……来るかっ!」
アルフィミィの近くにいたが、殆ど行動を起こしていなかったアインストレジセイアが消え去り、次の瞬間そこにはアインストレジセイアですら比べものにならない巨大な姿があった。
直径30〜40kmはあるだろうか。その姿はどこか城を思わせるがそれも当然だ。なにせあれはインスペクターの宇宙要塞ドルムとノイ・レジセイアが融合した姿なのだから。
その巨体にヒリュウ改やクロガネの面々も戸惑っているのか動きを止めている。
まぁ、それもしょうがないだろう。俺は原作知識があるからこうしてものを考える余裕があるが、何も知らない状態でいきなりアレが目の前に現れれば混乱してもおかしくない。
『……始まりの地から来た者達よ……新たな進化が始まる……』
そんな声が頭の中に響く。恐らくヒリュウ改やクロガネのメンバーに対して声をかけているのだろうが、その出力が圧倒的な為に離れた場所にいる俺にも聞こえているんだろう。多分、ギャンランドの方にも届いていると思われる。
だが、聞こえてきたのは最初のその言葉だけだった。原作ではヒリュウ改やクロガネと言葉でやり取りをしている筈だが、それは全く聞こえてこない。
恐らく声をかけてきた相手、あるいはその周辺のみに限定して返答をしているのだろう。見た限りでは、PTやAMがその場で止まってシュテルン・ノイレジセイアと対峙している。
やがてそのやり取りも終了し、いよいよ最終決戦の幕が開けた。
コロニー並の巨体であるシュテルン・ノイレジセイアに対するのは、歴戦の勇士とも言えるヒリュウ改とクロガネの部隊。そしていつの間にかライン・ヴァイスリッターから受けたダメージを修復していたペルゼイン・リヒカイトだ。この辺は原作通り、アルフィミィがアインストを裏切ったのだろう。
その様子を見ながら、いつでも戦闘に介入できるように準備を整える。アインスト空間を漂っているストーンサークルを形成していた岩塊や謎の結晶体の後ろに姿を隠し、ASRSを解除する。クロノスから伸びているビームガトリング砲、リニアレールガン、ランツェ・カノーネ2門の砲身を展開。その両手にガン・レイピアとハルバート・ランチャーを持つ。ファントム全機をグロウセイヴァーの後方へと浮かべ、システムXNにより転移フィールドを形成。いつでも転移が可能な状態にする。
ヒリュウ改やクロガネとノイ・レジセイアの戦いは激闘だった。
各機がコロニー並みの巨体を誇るノイ・レジセイア相手に決して怯む事なく最大級の攻撃を仕掛けていく。
R-GUNパワードが巨大な銃へと変形しそれを撃ち放つSRXの天上天下一撃必殺砲がその巨体を穿つ。
アウセンザイターが馬へと姿を変えてその上にダ
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