第6話
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物らしい。
そんなISスーツがあるのに、皆が専用のスーツを求めるのは、いずれ出会うかもしれない専用ISの為だとか。
「では山田先生、ホームルームを」
「は、はいっ!」
織斑先生が山田先生にバトンタッチしたが、眼鏡を拭いていたため、少し慌てた様子だ。
「ええとですね…、今日は何と、転校生を紹介します!しかも、『三名』です!」
「え…、」
「「「えええええっ!?」」」
山田先生の発言に大いにクラスがざわめく。そんな学友たちを冷静に見つめ、俺は転校生について考えていた。
転校生…、今の時期には不自然だ。しかも、複数となれば、俺やゼロ、一夏と接触し、あわよくば取り込もうと考えているのだろう。
俺が転校生に対し警戒心を抱く間に、教室の戸が開き、転校生が入ってきた。
「「失礼します」」
「…………」
入ってきた転校生を見て、ざわめきが一瞬で静寂に変わる。
それは、そうだろう。
転校生の一人が「男」で、同じ顔した「女」が居れば、仕方ない事だ。
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