『二回戦、Bクラス!』
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キーンコーンカーンコーン
昼休み終了のチャイムが鳴り響く。Bクラスとの開戦の合図だ
「よし、行って来い! 目指すはシステムデスクだ!」
『サーイエッサー!』
さて、俺らも行きますか……
◇
久々に戦線に出るなぁ……手で数える位しか出た覚えが無いよ
「…さてっと、瑞希が幾らでも楽になるように頑張ろうかな〜」
そこに――
「司馬飛鳥だと!? くっ、集団で挑め! ここで押さえなければ後がキツくなるぞ!」
偶然? Bクラスの集団と出会った……けど、集団で来ても私の敵じゃないよ
「福原先生!司馬飛鳥、Bクラス集団に日本史で勝負します!」
「了承します」
「試験召喚獣、サモン!」
幾何学的な文様が現れ、無数の召喚獣が姿を表す
飛鳥の召喚獣は紅の戦装束を纏い、腕には鉄篭手を装備し手に札を握っている
「さて、覚悟してね」
召喚獣を召喚し点数が浮かび上がる
『Fクラス 司馬飛鳥 日本史 780点』
VS
『Bクラス生徒 日本史 平均150点』
「な、750点オーバー!?」
「しかも腕輪付きだぞ!?」
「悪いけど、倒させてもらうよっ!」
札を相手に向かって放つ…すると次々と札が光を発し始め――
ドカァンッ!
爆発し始めた
これは腕輪の能力で点数を消費し、投げた札が爆発すると言う能力である。
『Fクラス 司馬飛鳥 日本史 730点』
VS
『Bクラス生徒 戦闘不能』
「戦死者は、補修!!」
「ギィャアアァァァ!!」
どこからともなく西村先生が戦闘不能者を連れて行ってしまった……神出鬼没だよね、西村先生って
さて、Bクラスの援軍部隊は断った…このまま作戦が上手く行けばイイけどね……
◇
「無駄無駄無駄無駄無駄あぁぁ!!」
『Fクラス 東條深羅 古典630点』
VS
『Bクラス 塚本大樹 戦闘不能』
黒のコートを纏い、手には藍色のグローブを付けている――が、今の相手は殴り倒した……某スタンド使いの言葉を言いながら
「戦死者は補修!」
突然、西村教諭現れ戦死者を補修室へ連れていった……ご臨終〜
「テメェらは姫路、秀吉、明久の部隊の援護に回れ! 秀吉と明久は出来るだけ多く行け! 姫路の部隊は点数に余裕があるヤツが回れ……Bクラス、潰すぞ!」
『おおおおおっ!!』
…つったけど、嫌な予感がすんだよな……
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