第3章 エドラス編
さらば、エドラス!そして友よ!!
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「王子!!!!」
「バンザーイ!!!!」
町の人達はそう思って言ってる。それはそれで好都合だけど。
「王子!」
「!」
空へ流されるリリーがジェラールにしか聞こえないように話をした。
「変化に素早く順応する必要なんてありません。」
「もっとゆっくりでいいのです。」
「歩くような速さでも、人はその一歩を踏み出せる。未来へと向かっていけるのです。」
「ああ・・・。」
ジェラールはリリーにそう言う。
「バイバイ!エドルーシィ!!!!もう1つの妖精の尻尾!!!!」
「お〜い!頑張れよ俺!!あ、じゃなかった、お前!!」
ルーシィさんとナツさんがもう1人の自分にそう別れを言った。
「うん!僕さん!じゃなくって、君もね!!」
「2人で何混乱してるんだよ。」
エドラスのナツさんに向かってそう言うエドラスのルーシィさん。
「バイバイ、お姫様!」
ココって子がそう言う。
「さようなら、エドラスの俺。」
「さようなら、アースランドの私。」
俺もエドラスの自分に別れを言う。
「じゃあね、アースランドの私。」
「はい。さようなら、エドラスの私。」
ウェンディももう1人の自分にそう別れを言う。
「みんなぁまたね〜!!!」
「バイバ〜イ!!」
「何言ってんの、もう会えないのよ。二度と。」
「「っ!!」」
シャルルの言葉に今気がつくハッピーとミント。
「うわぁーん、バイバ〜イ!!」
「バイバイだよ〜!!」
「だらしないわね、泣くんじゃないわよ。」
シャルルこそ、涙出てるぜ。
「さようなら、王子。」
「さようなら、リリー。」
ジェラールはリリーを見た後、今度はナツさん達を見る。
「ナツ・・・ガジル・・・ウェンディ・・・我が家族・・・。」
ナツさんとウェンディは手を振っていた。ガジルさんは手を組んでジェラールを見てはいた。
「そして・・・。」
ジェラールは俺を見る。
「さようなら・・・我が友、コージ。」
「さようなら・・・ジェラール・・・!」
俺は忘れない。お前との出会い、旅全て・・・決して・・・!
その後のエドラスがどうなったのかはわからないけど・・・、
頑張って生きていくだろうな。それに、ジェラールならうまくやってくれる。
頑張れよ・・・!
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