暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
さらば、エドラス!そして友よ!!
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「もうすぐお前と別れる事になるから、話を聞いてくれ。
 後、俺もナツさんみたいに戦うから、うまくのってくれ。」

「!?」

俺は建物の上でジェラールを殴りかかった。本気で・・・。

「っ!!」

ジェラールは何とかかわした。町の人達にはまだ気付かれていない様だ。まぁ、それでいいけど。

「俺はお前との旅をして・・・お前と別れてギルドに入って・・・
 そして新しく入ったギルド『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』で、違う形になったが、
 お前と再会して・・・俺はお前に感謝してる・・・。」

「感謝・・・?」

「ああ。旅をしてウェンディと出会って、ギルドに入って仲間ができて・・・
 そして・・・お前という友ができて・・・俺は嬉しかった・・・だからな・・・。」

俺はジェラールの拳をかわさず、そのまま受けた。

バァン!

「!!」

「このお前の故郷で・・・頑張っていけよ・・・ジェラール・・・!」

「コージ・・・。」

俺はそのままわざと倒れた。

「王子がもう1人の大魔王を倒したぞ!!」

「王子、バンザーイ!!!」

これでいい・・・これでお前の立場が安定するから・・・。

キィィィン!

「「!」」

「お前・・・体が・・・!」

「そろそろっか・・・。」

「始まった。」

「さーて、ハデに苦しんでやるか。」

「だな。」

俺達の体から突如、光が出て、俺達はこの事をわかっていて、そう言った。

「何だ何だ!!?」

「魔王達の体が・・・!?」

驚く街の人達。

「これは一体・・・!」

城の方にいるリリーとナディの体からも光が出ていた。

「逆展開させたアニマは()()の魔力をエドラスから消し去る。
 つまり、体内に魔力を持つぼきゅ達エクシードや滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)達はみんなアースランドへ流れるんだ。」

ナディは歯をガチガチ振るわせてそう言った。

「何だと!!?」

驚くリリー。

「女王様もたぶんわかってらっしゃると思うよ。」

































「女王様〜!!」

「体が・・・!」

一方、逃げ延びたエクシード達の体も光り出していた。

「大丈夫です・・・怖くありません。」

シャゴットは子供のエクシードにそう言う。

「エドラスにはもう(エクシード)は必要ありません。
 私達も勇気を持って新しい一歩を踏み出すのです。」




























[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ