第3章 エドラス編
さらば、エドラス!そして友よ!!
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「もうすぐお前と別れる事になるから、話を聞いてくれ。
後、俺もナツさんみたいに戦うから、うまくのってくれ。」
「!?」
俺は建物の上でジェラールを殴りかかった。本気で・・・。
「っ!!」
ジェラールは何とかかわした。町の人達にはまだ気付かれていない様だ。まぁ、それでいいけど。
「俺はお前との旅をして・・・お前と別れてギルドに入って・・・
そして新しく入ったギルド『妖精の尻尾』で、違う形になったが、
お前と再会して・・・俺はお前に感謝してる・・・。」
「感謝・・・?」
「ああ。旅をしてウェンディと出会って、ギルドに入って仲間ができて・・・
そして・・・お前という友ができて・・・俺は嬉しかった・・・だからな・・・。」
俺はジェラールの拳をかわさず、そのまま受けた。
バァン!
「!!」
「このお前の故郷で・・・頑張っていけよ・・・ジェラール・・・!」
「コージ・・・。」
俺はそのままわざと倒れた。
「王子がもう1人の大魔王を倒したぞ!!」
「王子、バンザーイ!!!」
これでいい・・・これでお前の立場が安定するから・・・。
キィィィン!
「「!」」
「お前・・・体が・・・!」
「そろそろっか・・・。」
「始まった。」
「さーて、ハデに苦しんでやるか。」
「だな。」
俺達の体から突如、光が出て、俺達はこの事をわかっていて、そう言った。
「何だ何だ!!?」
「魔王達の体が・・・!?」
驚く街の人達。
「これは一体・・・!」
城の方にいるリリーとナディの体からも光が出ていた。
「逆展開させたアニマは全ての魔力をエドラスから消し去る。
つまり、体内に魔力を持つぼきゅ達エクシードや滅竜魔導士達はみんなアースランドへ流れるんだ。」
ナディは歯をガチガチ振るわせてそう言った。
「何だと!!?」
驚くリリー。
「女王様もたぶんわかってらっしゃると思うよ。」
「女王様〜!!」
「体が・・・!」
一方、逃げ延びたエクシード達の体も光り出していた。
「大丈夫です・・・怖くありません。」
シャゴットは子供のエクシードにそう言う。
「エドラスにはもう神は必要ありません。
私達も勇気を持って新しい一歩を踏み出すのです。」
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