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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
双大魔王
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りましょう。」

「!」

リリーの言葉にジェラールは驚く。


























一方、エクスタリアも落下し、崩壊していた。

「エクスタリアが・・・!」

「私達の家が・・・!」

逃げ延びたハッピーの父親と母親が崩壊するエクスタリアを見て驚き、自分達の家を見た。

「あいつの帰る家が・・・ちくしょう・・・ちくしょうめぇ〜!!」



























一方、ジェラールとリリーは・・・

「俺はエクスタリアを追放され、人間と共に歩んできた。
 しかし今回の件で王国を裏切った。もう俺に帰る場所は無い。
 全ての“悪”となり処刑される役はこの俺・・・」

「ならん!!!!」

リリーが全て言う前にジェラールがそう言う。

「君は私の恩人だ!!死ぬ事は許されない!!!!君は幸せにならなければならない!!!!」

「では、その言葉をそっくり王子に返しましょう。」

「・・・・・・。」

リリーの言葉にジェラールは無言となった。

「誰かが責任をとって死ぬなど・・・不幸しか呼ばぬのです。
 それに王子には・・・私の思い違いかも知れませんが、友がいるのではないのですか?そんな気がします。
 その者を悲しませるつもりですか?」

「・・・・・・。」

そのリリーの言葉にジェラールはコージを思い出す。

「(コージ・・・私は死ぬつもりだった。知れば彼もリリー同様止める。
 しかし・・・それではこの混乱を鎮めない・・・)愚策だったか・・・。」

「・・・・・・。」

ジェラールはそう言い、リリーは何も言えなかった。

「パンサーリリー様!!大変です!!」

後ろから1人の兵士の声が聞え、リリーは振り向いた。

「わかっている。アニマの件なら見ての通り我々が・・・」

「止めようとなさっているのですね。」

「いや・・・そうじゃない。」

兵士はどうやら勘違いをしている様だ。

「それより城下で暴れている者達が・・・街を次々と破壊して・・・」

どうやら街を破壊する者が現れた様だ。

「予想以上にひどい混乱のようだな。早く何とかしなくては・・・・・・。」

ジェラールがそう言う。

「今は暴徒を止めるのが先です。」

リリーがそう言う。

「そうだな、これ以上広がる前に手を打とう。」

ジェラールもそれに賛成する。

「あの・・・そちらの方は?」

兵士の言葉を無視し、矢へから出て、外を見に行った。

「暴徒の数は?」

「4人です!」

兵士の言
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