第七十四話 ポセイダルの謎
[4/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ない。どうやら自分自身がクローンであるということを自覚しているようである。
そしてその自覚をそのままにだ。彼は言うのだった。
「それでは話が早い」
「そうだな」
今度はペルガモであった。
「我等七個艦隊全てでだ」
「汝等の相手をしてやろう」
テアテラもいた。当然ラオデキア達もいる。
「それでいいな」
「嫌だって言っても来るんだろう?」
「もうわかってるわよ」
ジャーダとガーネットが彼等に言う。
「それならだよ」
「遠慮なく相手してやるわよ」
「よかろう」
ラオデキアも応える。
「では汝等の戦いをここで終わらせてやろう」
「行くぞ」
「それではだ」
他のジュデッカ=ゴッツォ達も言ってだった。
七個艦隊が一斉に動いてきた。その陣は。
ラオデキアの第七艦隊を軸にしてだ。右翼と左翼が動いてきた。
「第一、三、五艦隊は右からだ」
「うむ」
「わかった」
「それではだ」
それぞれを率いるジュデッカ=ゴッツォ達がラオデキアの言葉に応える。
「第二、四、六艦隊は左からだ」
「そうだな」
「そうしてあの者達をだ」
「討つ」
ここでもそれぞれのジュデッカ=ゴッツォ達が応えた。そしてであった。
彼等はロンド=ベルに迫るのだった。
ロンド=ベルもそれを見てだった。迎撃に入る。
「さてと、囲んでくるな」
「そうね、ここはね」
「間違いないな」
「そう来るわね」
誰もがそれを確信する。そしてだった。
敵の動きをまた見てだった。
「さて、どう来るかだよな」
「多分中央を攻めたら左右から囲んできて」
「右を攻めたら左から」
「右を攻めたら左から」
このことは実に容易にわかった。それでだった。
「一気に七個艦隊の攻撃を受けるのも愚」
「ならどうする?」
「ここは?」
「答えは簡単です」
ここで言ったのはエキセドルだった。
「敵に囲まれる前に陣を崩すだけです」
「そうですね。ここは」
「それが一番ですね」
美穂とサリーが彼の言葉に頷く。
「じゃあ艦長、ここは」
「やっぱり」
「はい、まずは正面から突っ込みます」
そうするというのだった。
「そして扇の要を崩します」
「わかりました。それなら」
「今から」
「全軍突撃です」
実際にこう命じた彼だった。
「そして一気に突き抜けます」
「そしてそれからですね」
金竜の目が鋭くなっていた。
「さらなる攻撃に」
「その通りです。では行きましょう」
こうしてだった。ロンド=ベルはそのまま突っ込む。その先頭にいるアスカがだった。
エヴァのATフィールドを持ってだった。一気に横薙ぎにする。
「ATフィールドの使い方はこうするのよ!」
これで敵を数機まとめて潰すのだった。実に派
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ