暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第七十二話 潰える野心
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「畏まりました」
 マクトミンはすぐにその言葉に頷いた。
 そして実際に先陣となる。その後ろからだ。
 主力部隊が来る。彼等はそのままロンド=ベルに向かう。
「来るか」
「いよいよだな」
 アントンとヘッケラーが言う。
「ギワザとの最後の戦いだな」
「ここでか」
「あいつはあたしが倒すよ」
 ネイは鋭い目で言った。
「いいね」
「はい、わかっております」
「それは」
 二人はネイのその言葉に頷いた。そしてだ。
 迫り来る彼等にだ。攻撃を仕掛ける。
「行けっ!」
「貴様等に怨みはないがな!」
 こうそれぞれ言いパワーランチャーを放ちだった。
 ヘビーメタル達を次々と倒す。戦いがはじまった。
 ギワザは戦端が開いたのを見てだ。また命じた。
「波状攻撃を仕掛けるのだ」
「それでなのですね」
「ここは」
「正面から奴等を潰す」 
 モニターで戦局を見ながらの言葉だ。
「そうするぞ」
「はい、わかりました」
「では今は」
「十三人衆それぞれの軍を次々とですね」
「奴等に当てる」
 まさにそうするというのである。
「いいな」
「了解!」
「それでは!」
「私も行く」
 ギワザ自身もだというのだ。
「サージェ=オーパスを前に出せ」
「いいのですか?敵は」
「かなりの強さですが」
「承知のうえだ」
 ギワザは落ち着いた声で言う。
「それにだ。この戦いはだ」
「決戦ですね」
「まさに」
「ロンド=ベルを倒さずしてポセイダルを倒せはしない」
 こうも言うのである。
「だからだ。いいな」
「はっ、それでは」
「この艦もまた」
 こうしてだった。ギワザ自ら前線に出る。彼等も必死だった。
 ギワザの軍は一気に攻める。それを受けてだ。
 テッサはすぐに指示を出した。
「それではです」
「一時退く」
「そうするのね」
「ここで」
「押されるようにです」
 その退き方も話すのだった。
「敵の攻撃を受けてそれが押されて」
「それで倒す」
「そうするというのですね」
「ここは」
「そうだ、それで倒す」
 こう話してだった。彼等は徐々に退くのだった。それはだ。
 まさに押されているように見えた。実際にチャイがそれを見て言う。
「いけるな」
「敵は我等の攻撃に押されている」
「そうですね」
「ここは」
「そうだ、勝てる」
 また言うチャイだった。
「今こそだ。総攻撃だ」
「ではギワザ様にすぐ」
「お伝えしましょう」
「それでいいな。それではだ」
 こうしてだった。彼等はすぐにギワザに伝えた。するとだ。
 ギワザはすぐに指示を出した。
「全軍ここが勝機だ」
「では、今こそですか」
「総攻撃ですね」
「そうされるのですね」
「そうだ、そ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ