暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第七十話 猜疑心
[6/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
か」
「そこにいるのか」
「規模にして二個艦隊」
 その数も既にわかっているというのだ。
「それだけの戦力がいます」
「そうか、わかった」
 ダグラスがその報告に頷いた。そしてだった。
 一同に対してだ。こう言うのだった。
「では諸君、今よりだ」
「その小惑星に向かって」
「そのうえで、ですね」
「十三人衆を倒すべきだ」
 こう話すのだった。
「すぐにな」
「けれど」
「そうだな」
 ここでアムとギャブレーが難しい顔を見せた。
「サードスターの近くね」
「そこなのか」
 二人が問題にしているのはそこだった。
「あそこは」
「少しまずいな」
「どうしてなんだい?」
 大介がその二人に尋ねる。
「そのサードスターに」
「そこにはポセイダルの腹心の一人がいる」
 こう話したのはレッシィだった。
「フル=フラットという女がいるのだ」
「フル=フラット?」
「っていうと」
「誰、それ」
「あっ、話してなかったか」
 レッシィはここで意外といった顔を見せた。
「あの女のことは」
「初耳?」
「そうだよな」
「ちょっと」
 皆こうレッシィに返すのだった。
「どういう奴なの、それで」
「ポセイダルの腹心っていうけれど」
「それで」
「動いたことはない」
 こう話すレッシィだった。
「だが、だ。多くの戦力も持っている」
「その戦力でか」
「俺達を攻めてきかねない」
「そういうことなのね」
「そうだ。それが問題だ」
 その通りだと話すレッシィだった。
「あの女の動向がだ」
「しかしだ」
 今言ったのはスレッガーだった。
「どっちにしろ十三人衆は潰しておくべきだろ」
「それはその通りだ」
 レッシィもスレッガーの言葉に応える。
「放置してはおけないからな」
「じゃあここはどうするんだ?」
「やはり行くべきだろうな」
 リュウはこう主張する。
「放ってはおけないだろう」
「ですが私達が十三人衆と戦ってる間に」
 セイラはあえて最悪の事態を想定して述べた。
「後方から来たら」
「挟み撃ちかよ」
「そうなるな」
 カイとハヤトも言う。
「そうなったらやばいな」
「そうだな。その危険もあるよな」
「いや、ここは」
「そうだな」
 だがここでアポリーとロベルトが言う。
「あえて虎穴に入るか」
「そうして戦うべきじゃないのか」
「おいおい、またそりゃ」
「過激にいくんだな」
 カイとハヤトは二人のその主張に驚いた。
「挟み撃ちになってもか」
「それでも十三人衆の軍を叩くのか」
「そうでもなければ駄目だな」
 クワトロはかつての部下達の意見に賛成したのだった。
「ここはな」
「そう言うんだな」
「そうだ」
 アムロに対しても言った
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ