第六十九話 真の名前
[16/16]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
っていた。
「泳ぎ、得意か?」
「また何でそんなこと急に言うのよ」
「いや、その胸がな」
「胸が?」
「邪魔にならないかって思ってさ」
アラドが言うのはこのことだった。
「それは大丈夫なのかよ」
「なっ、何言ってんのよ!」
そう言われて顔を一気に真っ赤にさせたゼオラだった。
「そんなのね。ある訳が」
「ないか」
「ないわよ。そりゃバタフライの時とかは」
それでも自覚はあった。
「気になるけれど」
「そうなのよねえ」
エクセレンが出て来た。
「おっぱいって結構ね。邪魔になっちゃうのよねえ」
「そ、そうなのか?」
その言葉に焦るのはアイビスだった。
「私にはわからない話だ」
「まあそれはいいです」
ラトゥーニはかなり苦しそうである。
「というかそれ言ったら戦争になりますから」
「まあそれは置いておいて」
「とりあえず宇宙に出るか」
「そうしようぜ」
何はともあれロンド=ベルはレジスタンスの面々と別れて宇宙に出た。そうして今度はギワザ達十三人衆の本拠地を探すのだった。
第六十九話 完
2010・10・25
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ