ポップ率の違い
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
自分のアイテム欄とコルを見ると…
…うん…ごめん…ケイタ…20万ぐらいポンッって出せるわ…
「ホームよりサチの装備整えたら?」
20万あれば…結構いい装備が揃えれそうだな。
「ううん。いまのままでいいよ」
「でもさ、いつまでもキリトに前衛を任せるわけにはいかないだろ?」
サチはキリトを見る。
「俺のことは気にしないでいいよ」
「だってキリトさんは戦闘馬鹿だそうですから」
アルゴに聞いたら黒猫団に入った今でも夜中に抜け出して前線で狩りを続けているって話だ。
黒猫団に入る前は数日、迷宮区から帰ってこない日もあったという話があってそのときにアルゴがキリトは戦闘馬鹿って言ってた。
「なんだよ。それ」
「だって今日のボスだって自分で斬りかかりたくてうずうずしてたんじゃないですか?」
あの時のキリトの行動は早すぎる気がするしな。
「うっ」
ほら。図星
他の皆だって今までのキリトの行動から分かっているのか笑っているし。
「まぁ私もほしかった素材があつまったし、ありがとうございます」
「いやいや。
ユウちゃんが俺たちにしてきてくれたことよりはそんなの少ないよ」
「そういって貰えるとうれしいです」
とりあえず明日は丸一日リズに付き合わないといけないっぽいし…
今さっき連絡したら明日作ってそのまま試し切りに行くって押し切られたからな。
リズを連れて行くとしたら…27層ぐらいかなぁ…でもあそこってトラップが多いからなぁ…
「明日はどうする?」
黒猫団の皆も明日のことについて話し出したし。
「んーホームでも買いに行くか」
ケイタが言う。
「さんせーい!」
うんうん。
安心できるホームがあるのって結構違うからね。
俺もそろそろ宿じゃなくて家を買いたいんだが…ピンとくる建物がないんだよなぁ…
「じゃぁ私は明日これないから。
それと絶対に無茶狩りはしないこと」
俺の言葉に黒猫団の皆は頷く。
「今日のあのボスを見るだけで体の震えが止まらなかったよ…
俺たちはまだまだってことだな」
「あぁ、絶対に無茶しない。
今日はユウちゃんがいたから何とかなったけど多分あのボスは俺たちでは絶対に倒せないからな。
もっと階層があがったら絶対に危なくなっていただろう」
へぇ…結構みんな自己分析がしっかりしてるもんだ。
「じゃぁまた」
「あぁ」
明日はリズに付き合って狩り行って…
次の日はアルゴとともにクエスト巡り…
あー忙しいな。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ