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とある麻帆良の超能力教師
とある麻帆良の超能力教師 四話
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れにしては若いと感じた。それにとても一般人とは思えない雰囲気も漂わせている。


学園長やタカミチからは二人が魔法について知っていることは聞いていた。しかし魔法使いではないという。そこもネギは不思議に感じていた。


「ハハハ…若いんですね…」


「お前も10歳だろうが」


「ある意味俺達よりすげェよ」


「それよりも、これがクラス名簿だァ。目ェ通しとけよ」


一方通行はネギに2-Aの名簿を渡す。名簿にはタカミチからの書き込みもあり、ネギを影ながら支えているのが分かる。


ちなみに一方通行と垣根は覚えているので名簿は不要である。


(こんなにたくさんの年上の女の人達を教えるのか…?本当に僕こんな異国の地で先生なんて出来るのかな…)


クラスを目の前にしてネギに一気に不安が押し寄せる。天才少年と言われてもまだまだ10歳の少年なのだか当たり前だろう。


「何不安になってやがる、てめェはジジイにやるって言ったンだろうがァ?」


「心配しなくてもてめェなら問題ねェ、だからオドオドしてんじゃねェ」


一方通行はドアの前で不安になっていたネギにそう言い放った。それはいままでの経験からかは分からないが、一方通行はこいつなら大丈夫だと感じたのだ。


「珍しいな、お前が他人にそんなこと言うなんてよ」


「黙ってろ垣根、これも仕事だからなァ」


「一方通行さん……ありがとうございます、僕頑張ります」


一方通行の言葉に背中を押され、ネギは教室のドアを開けて中へと入っていく。

ネギが入っていき数秒も経たないうちに物凄い音が聞こえてきた。


「なかなか過激なトラップだなァ…」


「最近の中学生は怖えな…」


ネギに起こる一部始終を見ていた二人はそう呟く。
そして確信していた。ネギに先に行かせて正解だったと。


そんなことを考えていると教室からは「えー!子供!?」などと騒がしい声が聞こえてくる。


「静かにしやがれクソガキども、コイツが新任の教師だ」


垣根は教室に入りながら説明する。そしてネギを教卓の前に行かせる。


「あ、あの…今日からこの学校で英語を教えることになりました、ネギ・スプリングフィールドです。三学期の間ですけどよろしくお願いします」


暫くの沈黙が続く。そして一気に「可愛い〜!」という声で教室は埋め尽くされる。
そしてネギへの質問責めが開始される。


「ていうか垣根先生はなんでここにいるんですか?」


一人の生徒が垣根に質問する。それもそうだろう、垣根は急に学園に来た新任の教師扱いであるからだ。こんなところにいるのがおかしいのである。


「そういや
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