第六話
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ヴェント・・・君は逃げてるんだよ!」
「!俺が・・・・逃げてる」
「そうだよ!!」
「だ、黙れ!!!魔神拳!!」
ヴェントは叫ぶと、ディアに向かって魔神拳を放つが、ディアはヴェントの魔神拳をかわさず体で受け止める。
「君は親友の死が受け入れることができないって理由を作って、皆から逃げてるだけだよ!!」
「黙れって言ってんだよ!!」
「黙らないよ!君の親友は本当にそんな君を望んでるの!!!」
ディアの叫びにヴェントは歯をギリッと噛むと、そのままディアに向かって突進する。
「うあぁぁぁぁ!!」
「そんなに悲しそうな君を見たら、きっと君の親友は君を助けるよ、僕ならそうする!だから僕が君を助ける、絶対に!」
「!!ルシフェル・・・」
ヴェントは動きを止めてディアを見ると、ディアはヴェントに微笑み、剣を一本にすると目を瞑り両手で剣を持つ。
ディアの構えを見たエミルは微笑みディアに向かって叫ぶ。
「ディア!君なら必ず使える!だから絶対に勝って!!」
「(この力があれば使える!)ここで決める!そして君を助ける!ヴェント!!」
ディアは目を開くと、ヴェントに突撃し目にも見えない速さでヴェントを斬りつける。
「これで止めだ!魔王獄炎波!!!」
「うぐぁぁぁぁぁぁぁ!!」
止めにヴェントの後ろに回り込むとディアは地面に向かって剣を叩き紅蓮の炎の柱がヴェントを包み込み、ヴェントは意識を失った。
ディアの青色の闘気も消えると、ディアの体力が一気に無くなり、地面に倒れる。
「はぁ・・・・はぁ・か・・勝った」
そう呟くとディアの意識も闇の中に落ちた。
続く
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