キョウスケの受難
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『まあ、お母様も落ち着いてくださいですの』
「おっ、お母様…………それなら良いかな…………うん。私はお母様よ」
『…………ちょろ甘ですの…………』
黒いぞ、隊長。
『まあ、アルフィミィの出自を有る程度バラしますと、アルフィミィはキョウスケ・ナンブのあらゆるデータとちょこっとのエクセレン・ブロウニングを元にして、色々ゴチャ混ぜ(アインストやチート?)制作されたクローンですの。ですから、アルフィミィはお父様とお母様の子供で間違いは有りませんの。ちにみに、この世界にはあと一体、アルフィミィがいますのでそっちもよろしくですの』
「おい…………」
「じゃあ、本当に私とキョウスケの子供なのねん。これはもう、結婚するしかないわよん。ほら、できちゃった婚ってヤツ〜〜?」
「いや、待て。勝手に作られた子供を認知しろと言われてもだな…………」
『ぐすっ…………お父様…………』
「あっ、キョウスケ、ちなみにこの会話、艦内に流れてるみたいよ」
「わかった。その事は後で相談だ。それより、クローンを作った連中は?」
『アルフィミィがきっちりと取り込んで滅ぼしましたの。でも、別のアルフィミィを作った方はまだですの。それはいずれ現れて来ますので、助けて上げてくださいですの』
「ああ」
「もちろんよ」
『さて、ヘリオス、アルフィミィは現在最強の戦艦を作っておりますの。ですから、二人を預けますので大切に扱ってくださいですの。戦力としては申し分無いと思いますので、実戦経験を積ませてやってくださいですの』
「構わんが…………お前は何を作っているのだ」
『エアロゲイターを単艦で叩き潰せる戦艦を鋭利製作中ですの。アルフィミィは今や、この世界の誰よりも兵器に精通していますの。ですから、目指せ、戦艦一隻でグランゾンと戦い、勝利する程度の戦闘能力を持った戦艦!! ですの』
「「「「「ちょっと待てこらっ!?」」」」」
『待ちませんの。これが科学者…………マッドサイエンティストたるアルフィミィの夢ですの。既にデウス・エクス・マキナクラスのは作ったですの。ならば、それの登載艦を作るのは必定ですの。うふふふ。というわけで、ラトとレティをよろしくお願いしますですの』
言いたいことだけ言って、切りやがったな隊長。グランゾンってあれだよな。一機で無双してた奴。というか、デウス・エクス・マキナ作ってるとかどんな代物なんだ?
「やられた…………あの小娘め…………私の技術を…………アイツが一番危険ではないか…………」
「私達の娘は凄い子みたいねん、キョウスケ」
「みたい、だな」
「キョウスケ・ナンブ、エクセレン・ブロウニング。お前達はあの小娘を絶対に矯正させろ。奴が持ってるだろう戦力は単騎
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