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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第三十一話    『グレアムとの出会い』
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っていう神話…まさに的を得ていると思わない?」
「確かに…」
「そしてサーヴァントって言うのはある戦いの儀式で召喚される七つのクラスの事をさすの。
その七つのクラスは剣の騎士『セイバー』、槍の騎士『ランサー』、弓の騎士『アーチャー』、騎乗兵『ライダー』、魔術師『キャスター』、暗殺者『アサシン』、狂戦士『バーサーカー』…。
基本この各クラスに当てはまる英霊が召喚されるのよ。セイバーは文字通り剣を扱うもの。だから騎士王とまで呼ばれたアーサー…アルトリアが召喚された。
今はどうしてかユニゾンデバイスっていうものになっているらしいけど、実力は折り紙付きよ。
なんせ英霊に対して人間はどんなに強くても決して勝てないって言われるほどなんだから。
そして、これが皆にも分かる最もの理由だけどエクスカリバーは彼女が本当の担い手よ。私が使用した時とは威力は段違いといっていいわ」
「そ、そりゃ確かにあたしじゃ敵いそうにないかもなぁ…」
「で、でもお姉様はアーt―――…」

ギンッ!

「はわっ!? ゴメンナサイ! なんでもありません!」

アルフが頭をボリボリと掻きながらそう言った。
でもフィアがつい言葉を零しそうになったから未然に黙殺した。
皆、怪訝な顔をしていたけどここはもう気にしない。

「さて、これで私の世界での一部講座と、私についての秘密の一つを提示したわ。
それじゃクロノ…? 今回の事件について詳しく話してもらえないかしら? 等価はきっちりとしておかないといけないわ」
「なっ! そこで等価交換を持ち出すか、君は!?」
「当たり前じゃない。いきなり一方的に襲われたのにどんな事件か分からないんじゃ話しにならないわ」
「やっぱり参加するつもりか…?」
「ええ。ここまでやられたんだから、しっかりと徹底的にボコッて事情を吐かせない限り腹の虫は納まらないわ!
それに私が戦ったシグナムとザフィーラからはなにか事情がありそうに感じたわ。でなければ私達に情けなんてかけっこないし…」
「あ、そうだね。シグナムは特にシホの事を気にかけていたから…」
「………、わかった。ただ、今現状で分かっていることだけだぞ?」
「ええ。それで構わないわ。情報はないよりはあった方が後で有利に事を運べるしね」
「そうだな」

それからクロノは私達に魔術師襲撃事件について内容を明かした。
だけどまだ詳細はよく分かっていないらしくクロノは調査中だということで話を切った。

「それと別件で…フェイト、こんな時だけど面接の時間だ。それでなのはとシホも着いて来てくれないか?」
「えっ…?」
「なんで私達も…?」
「重要な話があるんだ。特にシホ…君にとっても」
「私にとっても、ね…それってやっぱり魔術とか異世界とか絡み?」
「まぁそれもあるだろう
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