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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
決着!ドロマ・アニムVS滅竜魔導士
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「ぐっ!!」

エドラスのエルザはエルザに殴りかかった。

「オオッ!!!」

ガン!!

「うぶっ!何の!!」

ガン!!

「ぐぅ!!」

エルザも負けず、殴りかかった。

ガッ、ガコッ、バキ、ドカ、ドス、ガッ!

僅かながらも、殴り合いは続いた。

「私は永遠の魔力の為に、負けられない!!!!」

ゴッ!

「ぐあっ!」

エドラスのエルザはエルザの顔を掴み、そのまま後ろへ押し、地面に当てた。

「貴様の言う永遠はどれだけの一瞬の犠牲の上にある!!」

ドッ!

「くっ!」

エルザはエドラスのエルザを巴投げした。

「押さえつけ奪い、威圧して奪い、他を憎み他を滅ぼし・・・!」

「それが人間だーーーっ!!!!」

バン!

「人間はもっと人を愛するものだ!!!!」

エルザはエドラスのエルザを殴りそう言う。

「大切な者達の為に立ち上がり、涙を流す者の為に剣をとる!!
 お前はこの世界の悲鳴を感じないのか!!?ナイトウォーカー!!!」

ググググっと、エルザ達は取っ組み合いをする。

「世界の悲鳴など貴様より感じているに決まっているだろう!!!」

ガッ!

「ぬぐ!」

エドラスのエルザは足を上げてエルザを攻撃する。

「魔力の枯渇・・・その為に私は・・・」

「違う!!!世界とは“生きる者”の事だ!!!!」

ドカッ!

「っ!!」

エルザはそう言い、エドラスのエルザを殴る。
エドラスのエルザはそのまま転がるがすぐに体勢を立て直した。

「この世界は死にゆく世界!魔力が枯渇し、死に至る世界なのだ!!
 アースランドの貴様には分かるまい!!!!
 魔力が無くなる不安・恐怖・絶望!!!!」

エドラスのエルザはそう言い、殴り続けた。

ガッ!ゴッ!バキ!ドカッ!

「私達は永遠の魔力を手にしなければ生きていけないんだ!!!!」

ガッ!

「私達は生きているだろ今!!!!魔力が無くても生きている!!!!」

エルザはエドラスのエルザの手首を握り、そう言った。
その事にエドラスのエルザも気づいた。

「互いを見ろ!!!!魔力などとうに尽きてる!!!!
 それでも人は死んだりしない!!!!
 弱さも恐怖も全て乗り越えていく強さがある!!!!それが生きる者だ!!!」

エルザはさらに言う。

「いいかエルザ!!!!お前の中には私の持つ邪悪も弱さもある!!!!
 だから人々を愛する心も必ずあるんだ!!!!生きる者の声を一心に聴け!!!!」

エルザのその言葉にエドラスのエルザは心の中で思っていた。

「(これがエルザ・・・私・・・なのか?)」

「本当の声で語
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