第3章 エドラス編
決着!ドロマ・アニムVS滅竜魔導士
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「ぐっ!!」
エドラスのエルザはエルザに殴りかかった。
「オオッ!!!」
ガン!!
「うぶっ!何の!!」
ガン!!
「ぐぅ!!」
エルザも負けず、殴りかかった。
ガッ、ガコッ、バキ、ドカ、ドス、ガッ!
僅かながらも、殴り合いは続いた。
「私は永遠の魔力の為に、負けられない!!!!」
ゴッ!
「ぐあっ!」
エドラスのエルザはエルザの顔を掴み、そのまま後ろへ押し、地面に当てた。
「貴様の言う永遠はどれだけの一瞬の犠牲の上にある!!」
ドッ!
「くっ!」
エルザはエドラスのエルザを巴投げした。
「押さえつけ奪い、威圧して奪い、他を憎み他を滅ぼし・・・!」
「それが人間だーーーっ!!!!」
バン!
「人間はもっと人を愛するものだ!!!!」
エルザはエドラスのエルザを殴りそう言う。
「大切な者達の為に立ち上がり、涙を流す者の為に剣をとる!!
お前はこの世界の悲鳴を感じないのか!!?ナイトウォーカー!!!」
ググググっと、エルザ達は取っ組み合いをする。
「世界の悲鳴など貴様より感じているに決まっているだろう!!!」
ガッ!
「ぬぐ!」
エドラスのエルザは足を上げてエルザを攻撃する。
「魔力の枯渇・・・その為に私は・・・」
「違う!!!世界とは“生きる者”の事だ!!!!」
ドカッ!
「っ!!」
エルザはそう言い、エドラスのエルザを殴る。
エドラスのエルザはそのまま転がるがすぐに体勢を立て直した。
「この世界は死にゆく世界!魔力が枯渇し、死に至る世界なのだ!!
アースランドの貴様には分かるまい!!!!
魔力が無くなる不安・恐怖・絶望!!!!」
エドラスのエルザはそう言い、殴り続けた。
ガッ!ゴッ!バキ!ドカッ!
「私達は永遠の魔力を手にしなければ生きていけないんだ!!!!」
ガッ!
「私達は生きているだろ今!!!!魔力が無くても生きている!!!!」
エルザはエドラスのエルザの手首を握り、そう言った。
その事にエドラスのエルザも気づいた。
「互いを見ろ!!!!魔力などとうに尽きてる!!!!
それでも人は死んだりしない!!!!
弱さも恐怖も全て乗り越えていく強さがある!!!!それが生きる者だ!!!」
エルザはさらに言う。
「いいかエルザ!!!!お前の中には私の持つ邪悪も弱さもある!!!!
だから人々を愛する心も必ずあるんだ!!!!生きる者の声を一心に聴け!!!!」
エルザのその言葉にエドラスのエルザは心の中で思っていた。
「(これがエルザ・・・私・・・なのか?)」
「本当の声で語
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ