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Dies irae~Apocalypsis serpens~(旧:影は黄金の腹心で水銀の親友)
第二十六話 死者の晩餐
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―――諏訪原タワー付近―――

「さあ、少しばかり決戦のための余興に付き合って貰おうか」

そう言って俺たち三人の目の前に現れたのはアルフレートとその分体だった。きっと連戦に継ぐ連戦を強いられることになるだろうと予想していたし、この戦いもあると理解していた。そしてまずは奴自身が言う様に前座としてアイツ等と俺達の三対三(或いは四)の戦いになるものだとばかり思っていた。少なくともつい先程までは。

「天におられる我らの父よ (Vater unser im Himmel)
み名が聖とされますように み国が来られますように (Wie heiligen Namen zu sehen Gesehen als Reich komme)
みこころが天に行われるとおり (Dein Wille wie im Himmel getan werden)
地にも行われますように (Wie auf der Erde getan)
我らの日ごとの糧を今日もお与えください (Bitte gib uns heute unser t?gliches Brot t?glich von)
我らの罪をおゆるしください (Bitte vergib die S?nden unserer)
我らも人をゆるします (Au?erdem k?nnen wir die menschliche)
我らを誘惑におちいらせず (Ohne in eine Versuchung f?r uns)
■からお救いください (Bitte erl?se uns von dem ■)
 創造 (Briah―――)
晃世界 主の祈り (Alfheim Paternoster)」

アルフレートは最初の一手目から全力だった。当たり前だ。敵と相対している最中で手を抜くなんていうことは誰もしない。そして俺を相手に一度使って見せている以上、切り札として隠すメリットも存在しない。だからこちらも当然の様に全力で叩き潰す。俺たちにはこの後の戦いも存在している以上、前回の様に長期戦による消耗をするわけにはいかない。

「日は古より変わらず星と競い (Die Sonne toent nach alter Weise In Brudersphaeren Wettegesang. )
定められた道を雷鳴の如く疾走する (Und ihre vorgeschriebne Reise Vollendet sie mit Donnergang. )
そして速く 何より速く (Und schnell und begreiflich schnell )
永劫の円環を駆け抜けよう (In ewig schnellm Sphaerenlauf. )
光となって破壊しろ (Da flammt ein blitzendes Ve
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