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とある麻帆良の超能力教師
とある麻帆良の超能力教師 三話
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「ありゃ妖怪の戯言だ、気にすんじゃねェ」


「そうだな、気のせいだな。まさか俺が教師とかありえねェよ」


「なにこれ?わし提案してあげたのにこの扱いはなんなの?泣くよ?わし泣くよ?」


ことごとく酷いことを言われる学園長。彼が一体何をしたというのだろうか。


「二人は学園都市でトップにいたらしいじゃないか、だから頭もいいんじゃないのかい?」


「まあ東大程度の問題なら余裕だな」


「つーかよォ、東大とかよりも遥か上の問題も余裕だわ」


流石学園都市のトップ1・2。頭の良さもトップである。むしろ頭がよすぎて怖いくらいである。


「…お主等は今情報を必要としておる。この学園ならそういった情報も集まりやすいからの、なんせこの学園は関東魔法協会の本部みたいなもんじゃからな」


「確かに衣食住を確保しつつ、情報も集められる…悪くはねェな」


「ジジイ訂正してやる。ナイスアイディアだな」


「ただし条件があるがの」


「条件だァ?」


「あと一週間もせんうちに新しい新任の先生が来るじゃ、名前はネギ・スプリングフィールド10歳の少年じゃ」


一方通行と垣根は10歳という単語で思考が一瞬止まる。10歳で教師だなんて学園都市でもありえないからだ


「おいジジイ、10歳ってなんの冗談だよガキじゃねぇか」


「いやいや確かに10歳じゃが天才魔法少年なんじゃよ?」


「大方魔法の試験とかじゃねェのか?」


「鋭いのう一方通行君、その通りじゃよ。君達はネギ先生のサポートをしてほしいんじゃ」


「君達二人の力は強い、そのうえ見た目以上に数々の修羅場を潜ってきておるみたいじゃからな、先輩として色々サポートしてやってくれんか?」


学園長はこの短時間で一方通行と垣根がこれまでどんなことをしてきたのかを悟った。流石は学園長というべきだろうか


「チッ…ガキの世話は苦手だけどよォ、しょうがねェな」


「てめぇは打ち止めみたいな幼女じゃねぇとやる気がでねぇからな〜」


「よしゴミ掃除でもするかァ?」


「冗談だ、冗談だからチョーカーの電源入れんな」


一方通行と垣根はその後、他の教員に案内され学園長室を後にした。


「あの二人…おそらく裏の世界で生きてきたんじゃろうな…」


「裏ですか…雰囲気でなんとなく予想はしてましたけど…」


「あんなに若い子がのう…違う世界のこととはいえ胸が痛いわい」


学園長は一方通行と垣根をの目を思い出す。まるで世界の闇を見てきたような目。しかし決してその瞳は闇には染まってはいなかった。彼らが何を見てきたかは分からない、だがこの世界で
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