とある麻帆良の超能力教師 二話
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垣根が凪ぎ払った場所から現れたのは一人の男性。
彼は学園長室から二人の様子を見に来た、タカミチだった。
数分前…
二人の侵入者の様子を見に来たタカミチは案外あっさりと一方通行と垣根を発見した。
「彼らが侵入者かな?」
見たところ生徒のようには見えない。かといって魔法使いにも見えない。
「ふむ…少しばかり様子を見るとしようかな」
タカミチは近くの木々に紛れると二人の様子を伺う。実際タカミチ程の力の者であればこのようなことはしなくてもいいのだが、今回は少し違った。
「魔力…気も感じられないな」
そう、まず魔力が感じられない。全く魔力がないわけではないが、あっても一般人よりも少し高いぐらいである。これではとても魔法使いとは言えない。そして極めつけは気すらも感じられないのだ。魔力も気も感じられない、しかしどこか異質な力を感じる。これは感覚ではなく経験からの感じだった。
そんなことを考えていると、二人の雰囲気が急に変わる。
そして金髪の少年は六枚の羽を展開し空へと飛ぶ。
(翼?鳥族とのハーフか?いやそれにしてはあの翼はなにか違う…)
垣根の翼の攻撃を回避しながら冷静に垣根の能力を分析する。だが未知の力に何一つ分からない。
「やれやれ…結構上手く隠れたつもりだったんだけどね」
これ以上は様子を見ることを出来ないと判断したタカミチは二人の少年の前に姿を表した。
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