とある麻帆良の超能力教師 一話
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しいな?」
「だから冗談だって…」
学園長は冷や汗をかきながら言動を訂正する。
「しかし妙な奴等だな…結界をすり抜けた訳でもなく破壊した訳でもない…まるで急にその場に現れたかのように感じだったな…」
エヴァは二人の侵入者がいるであろう方角を向く。
「さらに言うと魔力もそんなに高くはないし、気も高いわけでもない…」
「それに…魔力や気とは全く別の力…いやあれは力場のような物か?」
「まあ何者かは知らんが高畑先生を向かわせたから大丈夫じゃろ」
学園長は大丈夫と言わんばかりの顔をした。おそらく高畑に対する信頼もでかいのだろう。
「ふむ…奴か…奴ならうまくやるだろう」
「さて…私は戻るとしよう…また後日詳しいことは聞きに来るぞジジイ」
そう言って窓から飛び何処かへと消えていった。
「やれやれ…ちょっとばかり面倒なことになりそうじゃな〜」
その面倒事がちょっとですめばいいのだが、今回はちょっとではとても片付けきれないほど面倒な二人の少年だと知るのはまだまだ後である。
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