第六十話 イルイの言葉
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界の宇宙を我等のものとする」
「そうするか」
「そうだ。これでわかったな」
また三将軍達に述べた。
「それではだ」
「ふん、まあいいだろう」
「戦うことにはやぶさかではない」
ギルドロームとヘルマットが言った。
「では、だ」
「進撃を開始するとしよう」
「デスガイヤー将軍」
ロッサが彼に声をかける。
「行かれないのですか」
「わかっている」
憮然としているがそれでも頷く彼だった。
「行く、それでいいな」
「はい、それでは」
「ヘルマット将軍の軍は中央だ」
シャピロが指示を出す。
「そしてデスガイヤー将軍が右」
「わしが左か」
「そうだ。そう布陣する」
ギルドロームに告げた。
「そして三方から同時に攻撃をする」
「よし、ではだ」
「攻めるとしよう」
こうしてムゲ帝国軍の攻撃がはじまった。その攻撃は三方から囲み同時攻撃を仕掛けるものであった。その攻撃がはじまりだった。
ロンド=ベルはだ。まずはであった。
「敵の左翼だな」
「ああ、ギルドロームだな」
「あいつは残しておくと厄介だからな」
「また罠か何か精神攻撃を仕掛けて来るしな」
「最初に潰しましょう」
それぞれ言ってであった。ギルドロームの軍勢に全力で向かう。
「一気に倒せ!」
あいつの軍はすぐに潰す!」
「よし!」
その言葉通りであった。実際に総攻撃を浴びせてギルドロームの軍勢を薙ぎ倒していく。ギルドロームはそれに対してであった。
「機雷を撒け」
「機雷をですか」
「そうだ、撒くのだ」
こう部下達に命じるのだった。
「それで敵の行く手を阻みながら戦うのだ」
「了解です」
「それでは」
部下達が頷いてだった。すぐに機雷が撒かれる。
それでロンド=ベルの足止めをしようとする。しかしだった。
「甘いんだよ!」
「そうよ、それならそれでよ!」
広範囲攻撃ができるマシンがだった。
ハイメガランチャーやファンネルでだ。機雷を攻撃で一気に潰す。そうして機雷原を潰してだった。さらに前進するのだった。
「機雷なんてな!」
「潰せばどうということはないのよ!」
「そうよ、こうしてよ!」
クェスもヤクト=ドーガのファンネルを放つ。
「行けっ、ファンネル達!」
それで機雷をことごとく潰す。しかもだ。
「もう一撃!」
「何っ、まただと!?」
「また放った!?」
ムゲ帝国軍の将兵達はクェスの今の攻撃に驚きを隠せなかった。
一度に二回ファンネルを放ってだ。そのうえで機雷を潰したのだった。
それで進路を大きく開けた。そうしてだった。
「よし、今だ!」
「一気に行くぞ!」
「馬鹿な、何故だ」
「何故一度に二回も攻撃を」
「しかもだ」
彼等はここでロンド=ベルの動き
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