暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第五十五話 トゥルー=ビギン
[6/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ミンが参戦する。
「それとフォウがな」
「私なのね」
「あたいとフォウも似てるしな」
「同一人物じゃないのかい?」
 万丈が彼女に突っ込みを入れる。
「僕の妹だったかな」
「あはは、何かそんな気がするね」
 ミンも万丈の今の言葉に笑う。
「それでマサトがあれだよな。近眼でさ」
「僕そっちの世界でもカズミさん達と縁があったんだ」
 マサトもここで何となく感じたのだった。
「前から思ってたけれどカズミさんと僕って因縁ない?」
「あるわね」
 何故かラーダが答える。
「間違いなく」
「ううん、人間の縁って不思議だな」
「というよりは声だな」
「そうね」
 カティとアイナが言う。
「私もノリコやハーリーとはだ」
「姉妹に感じるわ」
「私は」
「僕ですね」
 トビアがレイの言葉に頷いた。
「そうですよね。お湯を被れば」
「水を被れば」
「なりますよね」
「同じ人間になるわ」
「おい、これどうなってるんだ?」
 今言ったのはサンシローだった。
「俺も閉所恐怖症で暗所恐怖症だった気がするんだが」
「それはまた違う世界の筈よ」
 今言ったのはレミーだった。
「まあ言うとややこしくなるけれどね」
「俺はそっちの世界にも出ていたな」
「俺はどうだったかな」
 真吾とキリーも言う。
「よく出ていたものだよ」
「端役で出ていた気がするんだがな」
「まあ俺も出ていたな」
 宙までだった。
「虎のパンツの忍者だったな」
「何だよ、その設定」
 カイが突っ込みを入れる。
「いや、俺はまああれだけれどな」
「ああ、カイはそうだよね」
 ハヤトがそのカイの言葉に頷く。
「あっちの世界じゃね」
「女好きだったしな、かなりな」
「だからもうそれ言わないでおこうぜ」
 サンシローはいたたまれなくなっていた。
「俺達はもう無茶苦茶だったからな」
「全くだな」
「同感だ」
 竜馬と一矢が彼の言葉に頷く。見れば洸やフォッカーもいる。
「俺達もあの世界の記憶があるからな」
「世紀末救世主の世界といいな」
「ここで話を終わるか?」
 首を捻って言うスレッガーだった。
「俺も出てなかったかね」
「出てたんじゃないですか?」
 セイラはこの彼にこう返す。
「私は烏天狗でしたけれど」
「他の人間も知らないか?」
「知っています」
 心当たりがあった。
「充分に」
「何か話がややこしくなってきたな」
 アムロが首を捻る。
「さて、根性なしのボクサーの話で終わってだ」
「そうですね、中佐」
 キムが彼のその言葉に頷く。
「福音は勝利の後で」
「よし、そうするか」
 戦闘をしながらの会話だった。戦闘はかなり激しい。バジュラ達は次から次に出て来る。そしてそれと同時にであった
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ