第五十四話 ギャラクシーへ
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タルだった。
「遠慮せずな」
「何だよ、おばさんって言われたのに随分温厚だよな」
「普段ならここから凄まじい総攻撃だけれどな」
「それが今回は贈りものって」
「何でかしら」
皆も何故かわからない。しかしであった。
シンはその番号を入れてみる。そしてだ。
「変身!」
右手に携帯を持ちそれを顔の前でみせてだ。そうしてベルトに着けた。
するとだ。すぐに激しい衝撃に襲われた。
「ぐ、ぐわああああああああっ!!」
「あれっ、苦しみだしたし」
「何でよ」
「何があったんだ?」
「そのベルトはだ」
ここで言うナタルであった。
「特定の者でないと身に着ければ死ぬ」
「死ぬって」
「それってつまり」
「そう、呪いのベルトだ」
それであるというのだ。
「さて、それを着ければどうなるかな」
「死ぬんじゃないの?」
「流石にね」
アスカとフレイは実に冷めている。
「まあ今までのことを考えれば」
「自業自得だし」
「私をおばさん呼ばわりした罪は重い」
ひとえにそこに理由があった。
「たっぷりと苦しんでもらうぞ」
「ぐ、ぐわあああああ・・・・・・」
その衝撃が終わった。だがシンは何とか生きていた。ナタルはそれを見てまた言った。
「流石にコーディネイターの中でもトップクラスか、しぶといな」
「何か凄いベルトがあるな」
アスランがそのベルトを手に取って呟く。
「これを身に着けられる人間はどういう人間なんだ?」
「あれじゃないの?」
ルナマリアもそのベルトと携帯を見ながら話す。
「性格がいっちゃってる人とかなんじゃ」
「そうだな。どうもそんな気がするな」
「だからこれどっちにしてもとんでもないベルトよ」
それは間違いないのだという。
「あまり触らない方がいいかもね」
「それもそうだな」
「けれど携帯って結構あるわね」
カーラはその携帯の一つを手に取っていた。
「これは何が出来る携帯かしら」
「ああ、それは」
その携帯を見て話したのはキラだった。
「マシンワールドと関係がある携帯だね」
「それなの」
「うん、それでこっちはマジトピアでこっちは百獣の世界で」
「多いわね、本当に」
「そうだよね。僕もマシンワールドには縁があるから」
「私はあれなのよね」
カーラも話すのだった。
「ミラーワールドだけれど」
「歌だったっけ」
「そう、それでね」
こうキラに述べるのだった。
「わかるのよ」
「それも縁だよね」
「縁って大事よね」
ここでこうも言うカーラだった。
「そっちの世界との縁もね」
「本当にね」
「それでシン」
ルナマリアが呆れながらシンに対して言う。
「生きてる?」
「当たり前だろうがよ」
こう返して起き上がるシンだ
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