第五十一話 トライアングラー
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がらバジュラの大軍を迎撃する。そうして十分経った時だった。
「来たか!」
「ランカちゃんの声だ!」
「これで勝てる!」
「ああ!」
全員の士気があがった。
「それじゃあ行くか!」
「バジュラの士気も下がったしな!」
「一気に行くぜ!」
「やるか!」
そうしてだった。彼等は一気に攻めた。
その中でだ。エキセドルも言う。
「いいですか」
「はい」
「主砲をですね」
「はい、撃ちます」
こうだ。美穂とサリーに話す。
「今が好機です」
「そうですよね。今撃てば」
「バジュラ達も」
「その通りです。ただ」
ここでエキセドルは言うのだった。
「どうも不思議に思うのですが」
「不思議とは?」
「何が」
「バジュラ達の出て来るタイミングです」
エキセドルの言うのはそこだった。
「それなのですが」
「それがどうかしたんですか?」
「何があったのですか?」
「何か見計らったように出ます」
こう話すのだった。
「私の気のせいでしょうか」
「そういえばそうですね」
「キャンベル星やボアザン星との戦いの時には出ませんでしたし」
「それが急にですから」
「一時物凄く出て来たのに」
「誰かが操っているのでしょうか」
エキセドルはこんなことも言った。
「若しかして」
「誰か?」
「誰かがですか」
「そう、だとしたら誰でしょうか」
また言うエキセドルだった。
「私達の行動を知る誰かでしょうか」
「ううん、何か不思議ですよね」
「私達の行動を知っている誰かですか」
「少し考えてみるべきかも知れません」
エキセドルは実際に考える顔であった。
「これからのことは」
「はい、それじゃあ」
「今は戦闘に専念してですね」
「そうします」
こうしてマクロス7は変形しそのうえで主砲を放った。それによりバジュラ達の軍の中に穴が開いた。ロンド=ベルはそこに一気に突っ込んだ。
それで勝負を決めた。バジュラの大軍を殲滅した。これで終わった。
そして戦いが終わってからだ。戦士達はランカのコンサートに出た。その場所はだ。何とアルトやランカ達の通っているその学校だった。
「何かな」
「そうよね」
「俺達の学校でのコンサートってな」
「ちょっと変わった感覚だよね」
「確かに」
ジュドーにエル、ビーチャ、モンド、イーノが話す。
「普通ないよな」
「ライブはあるけれどね」
「じゃあそんな感じか?」
「そう考えればいいのかな」
「バサラさんの時みたいに」
「バサラさんはまた特別だしね」
ここで言ったのはルーである。
「あの人はまた何処でもライブやりだすから」
「バサラは特別なの?」
「そうだったのか」
プルとプルツーは今のルーの言葉に応えて話した。
「
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