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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第五十一話 トライアングラー
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「くっ・・・・・・」
「さようなら、シェリル=ノーム」
 何の温かみもない蔑みに満ちた言葉であった。
「残された時間を楽しみなさい」
 こう言い捨てて解放するのだった。後に残ったシェリルは何処かへと消えていった。
 病院から帰ったロンド=ベルの面々はルカのことが気になった。それでだった。
 バジュラについて調べていた。そこでだった。
「結局わかったことはだ」
「ああ」
「あまりないですよね」
 皆サコンの言葉に応える。
「何が何なのか」
「これまでわかっていることだけしかわからないし」
「何なんだ、って話だけれど」
「そもそも」
 ここで言ったのはラトゥーニだった。
「急に出て来た生命体ですよね」
「そうだな」
「確かにね」
 彼女の言葉にラウルとフィオナも頷く。
「記録に出て来たのはな」
「本当に急よね」
「私達の世界にもいなかったわよね」
 ティスはここでラリアーとデスピニスに問うた。
「あんな生き物」
「記憶にないね」
「データにもなかったわ」
 そのラリアーとデスピニスも答える。
「あんな生き物は見たこともないし」
「私達の世界には本当に」
「俺達の世界にもだ」
 フォルカも言うのだった。
「あんな生き物はいなかった」
「その通りだ。見たこともない」
 アルティスも話す。
「他の世界の生き物の可能性もあるが」
「私達の世界でもないわ」
 ラミアも否定してきた。
「他の世界の存在ではないみたいね」
「そうだな。だとすればだ」
 アクセルもここで言った。
「この世界の生き物だ」
「けれどデータが少な過ぎますわ」
 シャインも首を傾げさせる。
「あのバジュラに対しての資料は」
「やっぱりあれかね、第一一七船団」
 ミシェルがそこに言及した。
「そこに関係あるのかね」
「可能性としては一番妥当ね」
 プロフェッサーもミシェルの言葉に続く。
「やっぱり。あの船団が」
「何かわかってる?それで」
 樹里はそこに言及した。
「そっちの船団の」
「いや、全然」
「何一つとして」
 エドとジャンが答える。
「これまでわかってること以外には」
「何も」
「ギャラクシーとバジュラでぐぐってみたらどうだい?」
 今言ったのはアレックスである。
「それで何か出て来るかもな」
「ネットでか」
 フェイがアレックスの言葉に問う。
「そういえばシェリルの病気も気になるわ」
「?そういえば」
「あの病気もおかしい?」
 ジュゼとイワンがこのことに気付いた。
「何か調べるべき?」
「そちらも」
「只の風邪とも思えない」
 ハンスは難しい顔になった。
「それは一体」
「まあとりあえずだけれど」
 エルフィが言う。
「ギャラクシー関連で検索
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