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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第五十話 グッバイ=シスター
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リンはそのオズマに対して声をかけた。
「さっきの話だけれど」
 だが返事はない。そして彼を見ると。背中から血を流しその中で倒れ伏していた。
 病院でだ。ミシェルが言っていた。
「あのまま死んでたら最高だったんだがな」
「全くよ」 
 キャスリンがその彼に憮然とした顔で返す。
「本当に。何考えてるのよ」
「まあ生きていて何よりさ」
 今度は笑って言うミシェルだった。
「俺もそう簡単には死ねないな」
「誰も死んだら駄目よ」
「誰もですか」
「そうよ。ロンド=ベルは誰かが死ぬことが許されない場所みたいだから」
「そうみたいだな」 
 ここでモエラも出て来て言うのだった。
「俺だってあの時は死んだと思ったんだがな」
「俺なんか本当に天使が見えたよ」
 トールも出て来た。
「それでもここにいるからな」
「人間って中々死なないものだよなあ」
「確かに。僕も一回死ぬところでしたし」
 ニコルも言う。
「この部隊はとにかく死なない人ばかりですね」
「誰かが死んで嬉しい奴なんているかよ」
 今言ったのはジェリドだ。
「俺は撃墜はされても死なないようにしてるんだよ」
「そういえばジェリドさんって」
「確かに」
「ティターンズ時代何度も撃墜されて」
「それでも今ここにいるから」
「不死身?」
 こんな言葉まで出て来た。
「ひょっとして」
「機体も色々と乗り換えてるし」
「適応力も凄いのね」
「人間タフでないと生きられないんだよ」
 そのジェリドの言葉だ。
「これでもテキサス生まれだからな。タフさには自信があるぜ」
「そうだな。それはよくわかる」
 応えたのはグン=ジェムだった。
「わしもドラグナーの小僧達に何度も撃墜されてるしな」
「っていうかおっさんよくあれで生きてたよな」
「全くだよ」
「おっさんも不死身なんじゃないのかね」
 ケーンにタップ、ライトがそのグン=ジェムに突っ込みを入れる。
「まあ金竜大尉も生きてるしな」
「この部隊とにかく人が死なないのがいいのよ」
「本当にな」
「あの変態爺さんとか妖怪忍者はそれこそブラックホールの中に落ちても生きてそうだけれど」
 アスカはここで忌まわしげに言った。
「死んで欲しいんだけれどね」
「アスカってまだあの人達嫌いなんだね」
「っていうか常識ないのは嫌いよ」
 こうシンジにも言う。
「全く。流石にここまでは来ないでしょうけれど」
「来るんじゃないかな」
 だがシンジはこう見ていた。
「あの人達だと」
「げっ、来るの」
「他の世界でも普通に来たんだし」
 シンジはその時のことを話した。
「だからここにだって来るんじゃないかな」
「うっ、否定できないわね」
 アスカは顔を顰めさせて言葉を出した。
「あそこま
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