第四幕その一
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達もそれを待ち望んでいますよ」
「私を愛する人ですか?そんな人達が一体何処に・・・・・・」
「それは・・・・・・」
ミショネは次の言葉を言おうとする。だが中々言えない。口ごもってしまう。だが言った。
「今この場に」
「貴方がですか?」
「はい」
彼はここで先程の言葉を後悔した。言うべきではなかった、と思った。
「父親の様な、その暖かい気持ちで」
無難な言葉だった。そうとしか言えなかった。だがこの言葉こそ自分が言うに相応しい言葉だと思った。
「有り難うございます。貴方はいつも私の味方をしてくれます。けれどもう私はあの時から一時も動けないのです」
「あの時?それは何時ですか?」
ミショネは尋ねた。
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