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第八話
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も、傭兵達の牽制ばかりでフーケは何かしてくる様子はないなぁ。ご都合主義って奴?
「そうだな。彼の頑張りに報いる為にも、とっとと済ませてしまおう」
皆が杖を手に、頷く。
さて、私達を嘗めたこと、後悔させてあげるわ。
結論から言って、楽勝でした。
フーケまでもがサイトを注目してくれたおかげで、一斉攻撃でゴーレムを塵も残さず粉☆砕したところで、諦め悪くフライで逃げようとしたので、投石で後頭部に一発。
魔法使え?ははは、ぬかしおる。
その後、フーケと傭兵共々憲兵に突き出して終わり。
これをアンに後日報告すれば、報酬がっぽがっぽやでぇ。
まぁ、使う機会ないんですけど。
「しかし、宿にかなり被害を与えてしまったな」
「私達のせいと言われたらそれまでだけど、私達からすれば悪いのはレコン・キスタだしね。事情は説明できないけど、知ってさえいれば宿の人達も納得してくれると信じましょう」
「そうだな。せめて修繕代を当てていただけるよう、姫殿下に取りなしてもらわなければ。それが関係ない彼らへのせめてもの償いになるだろう」
「いっそのこと、綺麗に改築してあげたらいいかもね」
ともあれ、寝る分にはなんの問題もなかったので、私達は変わりなく宿で夜を明かした。
※余談1
後日、ラ・ロシェールの宿は貴族も納得させる豪華な仕上がりに改築され、しかし値段は前より少し高め程度のリーズナブルさを発揮したことにより、大人気の宿になったのはまた別の話。
※余談2
宿を襲った奴らを倒したという噂が広まったのか、船に乗った際船員によくしてもらった。
やっぱり、いいことするのは気持ちいいね。
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