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レッドネームの死神
1話
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ードが投擲されて突き刺さり、同じく飛び上がった俺に上から両断されて床に落ちる。

「27分割」

そして、27連撃を決めたら瀕死になった。

「転送まで後ちょっとか…………」

その瞬間、身体が青い光に包まれて行く。

「シノン!!」

「ええ!!」

二人で最後の一撃を与えて転送と同時に滅ぼした。



 そして、始まりの街でゲームマスターの話を聞きながしながら、ドロップを確認する俺とシノン。

「どうだった?」

「コートゲットしたよ」

「おめでと」

どうやらラストアタックはシノンだったようだ。

「これで防具買う必要が無くなったね。でも、デスゲームって大丈夫かな?」

「ああ、大丈夫。シノンのと俺のは対策ずみ」

「あのガチャガチャやってたのってそれなんだ…………わかった。って事は本当なんだね」

「ああ。実際死ぬよ。でも、それがどうしたって俺は言うけどね」

「それは戦場を経験したらそうかも」

「まあ、俺の邪魔する奴は殺すし、シノンを傷つける奴も殺す。レットネーム? 大いに結構」

「私はそんなリオに装備やアイテムを供給すればいいのね」

「よろしく。でも、取りあえずは…………ご飯食べよっか」

「不味いから、料理スキルとる」

クソまずいからな、この街の料理。

「じゃあ、ちょっとクリーム取りに行って来るから、そっちよろしく」

「うん。ついでに研いでおくわ」

「さんきゅ」

一旦シノンと別かれて、俺はクリームを取りに行く。低スキルのシノンが作るパンもまた不味いからだ。だから、クリームを付けてクリームパンへと変えてしまう。








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