マオ社
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
配属された戦艦ペレグリンに乗り込んだアルフィミィは乗組員との挨拶を交わし、ルリと共にブリッジへとやって来ましたの。理由は簡単で、ルリにこの艦を任せる為ですの。
「それじゃ、ルリに館長をして貰いますの」
「中佐じゃないんですか?」
「アルフィミィはこの艦の最大戦力ですの。それを使わないのは宝の持ち腐れですの」
質問して来たブリッジクルーに丁寧に答えますの。
「とい訳で、艦長にされたルリ・ホシノです。よろしく。という事で、早速ですが積み込み状況はどうなっていますか?」
「後、30分で終わります」
「では、終わり次第発進します。各自、準備をお願いします」
「「「了解」」」
ここはルリに任せれば問題無いと思いますの。なので、アルフィミィはそのまま、自分の機体であるヴォルフに乗り込んで調整しますの。
『隊長、発進準備できました』
「では、発進をお願いしますの」
『了解』
ルリの通信を受けて少しした後、ペレグリンは発進したですの。基地から充分に離れたら、アキレスを最大出力で発動し、戦艦その物を飲み込んでやりますの。膨大な量のエネルギーを使いますので、残念ながら、ヴォルフと同時には使えませんの。でも、そのお陰で安全快適に進めますので、その間は訓練や新機体…………レティシアとラトの専用機とルリの為に戦艦の設計と制作を影の中、別空間で作りますの。そう、アルフィミィの中にはテスラ・ライヒ研究所やアースクレイドルの施設がいっぱいありますの。なので、ちゃくちゃくとアインスト達が制作していますの。その姿はちょっと、かわいいですの。そんなこんなで、司令室にこもって作っているといつの間にか着いたみたいですの。ラト達は新機体のデータを組み込んだシュミレータで訓練中ですの。
コロニー統合軍
「エルザムよ、コルムナに送った戦力が半壊か」
「はい。ATAチームのアルトアイゼンに似た機体だったらしいのですが、その性能は我らの技術力より遥か先のようです。また、パイロットの技量も凄まじいの一言ですね。その者達は月へ向かったと内通者から連絡が有りましたが、トロイエ隊で追撃をかけますか?」
「ふむぅ…………止めておけ。月からも戦力を撤退させ、適度に姿を見せるだけでよい。悪戯に戦力を失っては試練にならん」
「では、月基地に釘付けにするという事で」
「それでよかろうて。エルザムよ、お主はトロイエ隊を率いて地球へ降りよ。ゼンガーも連れてな」
「了解しました」
月に着いたアルフィミィはリン・マオ社長とヴィレッタ、カーク・ハミルと社長室で会合をしておりますの。
「では、そちらの戦力は戦艦一隻とパーソナルトルーパー4機だ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ