第四十五話 キャンベル解放
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アザンの特徴である。それが彼等の統治の特徴にもなっているのだ。
「それでボアザン貴族っていったら」
「ジャンギャルとカザリーン以外はどうってことなかったし」
「ハイネルさんは例外として」
ハイネルはだ。あくまで純粋にボアザン貴族主義の高潔さを信じていた。だが彼の様な人材は本当に僅かでしかないのである。
「そんな社会だったら」
「本当に楽にね」
「潰せるわね」
「進むだけだ」
ブライトの言う言葉はそれだけだった。
「進めばそれでだ」
「ボアザンも崩れる」
「そうなりますね」
「そういうことだ。それではだ」
ブライトの言葉がまた出される。
「ボアザンに向かおう」
「はい、それでは」
「このまま」
こうしてだった。彼等はボアザンに向かう。またしても革命が起ころうとしていた。
第四十五話 完
2010・8・6
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