暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第四十五話 キャンベル解放
[5/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だ」
 バサラの歌でだ。そのことを思い出したのである。
 そしてだ。彼等は全員武器を捨てた。誰一人として残ってはいなかった。
「何っ、まさか」
「これが歌の力だ!」
 バサラはギターを手に唖然とするジャネラに告げた。
「わかったな。これがだ!」
「おのれ、何ということだ」
「これでわかったでしょ」
 ミレーヌもそのジャネラにまた告げた。
「こういうことなのよ」
「まだだ」
 しかしだ。ジャネラはまだ諦めていなかった。
 そしてだ。巨大な戦艦に乗ってだ。戦場に姿を現してきた。
「その戦艦は」
「何だ?」
「セントマグマ」
 ジャネラは自分からその戦艦の名前を話した。複数の紅い竜の頭を持つ戦艦だった。
「これがその戦艦の名よ」
「へえ、それがかよ」
 豹馬がそれを聞いて言った。
「今から俺達に倒される戦艦の名前だな」
「まだ戯言を言うか」
「戯言じゃねえよ」
 それは違うとだ。豹馬は告げた。
「事実だ。それなら今からそれを見せてやろうか」
「ふん、わらわ一人で貴様等を全て倒してやろう」
 そしてだ。こうも言うのだった。
「再び。この星を治めようぞ」
「愚かな」
 ガルーダはジャネラのその言葉を聞いて呟いた。
「まさに裸だな」
「確かに」
 デウスもガルーダのその言葉に頷いた。
「女帝ジャネラ。その最期が迫ろうとしている」
「見させてもらおう」
 ガルーダは冷静な口調で述べた。
「その最期をな」
「今から」
「悪いな」
 豹馬はその彼等に話した。
「こいつは俺達がやらせてもらうぜ」
「うむ、頼む」
 ガルーダもそれでいいとした。
「我々はだ。それでだ」
「いいんですね」
「諸君の力があってこそここまで来られた」
 ガルーダはちずるの言葉にも応えた。
「だからだ。ジャネラは任せた」
「わかりました。それなら」
「よし、行くぜ!」
 豹馬は仲間達にも告げた。
「この戦い、終わらせるぜ!」
「ほなやろか!」 
 十三が応えた。
「このアホなおばちゃん始末するで!」
「それならですばい」
 大作もいる。
「ここは一気に」
「そうですね。それでは豹馬さん」
 小介は豹馬に告げていた。
「ここはお任せします」
「ああ、じゃあやるぜ!」
 そしてであった。コンバトラーはそのセントマグマに向かった。
 ジャネラは一人だけ艦にいる。その中から自ら操縦する。
「喰らえ!」
 ビームを繰り出す。しかしそれは。
「こんな攻撃な!」
「当たる筈ないわよ!」
 コンバトラーはそのビームをあっさりとかわした。右に動いてだ。
 そのうえでだ。豹馬とちずるが言うのだった。
「さて、それならな」
「今度はこっちの番ね」
「一撃で決めてやるぜ」
 豹馬の言
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ