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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第四十一話 潜む者達
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言ってきた。
「私は感じた」
「えっ!?」
「ハマーンさんが」
「そうだ、イデオンのゲージが光った時だ」
 まさにその時というのだ。
「第六文明人の意志のようなものをだ」
「それは人の怨念でしょうか」
 ナタルは首を傾げながらハマーンに問うた。
「そういったものでしょうか」
「何度も言うが私はまだ二十一だ」
 敬語を使ってきたナタルにまずこう告げる。
「それはわかっていてくれ」
「あっ、これは失礼」
「誰も信じてくれないがな」
「そ、それは」
「まあ今はいい」
 話がややこしくなるからだった。
「そういったものではなかった」
「といいますと」
「どういったものですか?」
「意志自体は我々と同じようなものだ」
 こう全員に話す。
「恨みや憎しみだけに固まったものではなかった」
「しかしあの時のイデは」
 それでもカミーユは言う。ニュータイプの中でも傑出した者だけが感じられるものだった。
「凄まじいまでの怒りのエネルギーに満ちていた」
「ということは」
「コスモの怒りにイデが反応した?」
「そういうこと?」
「おそらくそうだな」
 クワトロもそれで頷いた。
「そうなっていくな」
「そうですか」
「それに反応して」
「しかしよ」
 ここで言うのはモンシアだった。
「あいつの怒りでイデがコントロールできるんなら」
「ああ、そうだな」
「そうなりますね」
 ヘイトとアデルもそれに頷く。
「イデの力は戦力として計算できる」
「そうなりますよね」
「いえ、それは」
 しかしだった。ここでクスハが言った。
「コスモ君の怒り、いえ」
「いえ!?」
「私達の怒りや憎しみがコントロールできるなら」
「クスハ、ちょっと待ってくれ」
 ブリットがそのクスハに問うた。
「それはイデは俺達全体の意志に反応しているってことか?」
「そうよ。そして戦いが続き」
 語るクスハの顔が真剣なものになる。
「私達が怒りや憎しみで満たされたら」
「そうだな」
 今度がアムロが言ってきた。
「イデはあの時以上の力を発揮するだろう」
「それは・・・・・・」
 それを聞いたコウは絶句してしまった。クワトロも言う。
「その力が向けられる先は私達かも知れない」
「そうだな」
 バーンが彼の言葉に頷いた。
「ハイパー化と同じだな」
「そうだ、怒りや憎しみはその者自身を滅ぼす」
 クワトロが指摘するのはそのことだった。
「バーンは助かったがな」
「私は運がよかった」
 バーンは自分でこう言った。
「あの時はまずあのまま死んでいた」
「ジェリルの様にか」
 ショウは彼女を思い出した。
「そういうことだな」
「そうなったイデは」
 カミーユがここでまた言う。
「人間が制御で
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