暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第四十話 イデへの心
[1/11]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
              第四十話 イデへの心
「いいな」
「はい」
「今からですね」
「後詰でバラム隊が来る」
 ギジェの率いる軍だった。それが星に来ていた。
「それまでに我々だけで異星達を討つ」
「そして巨神を」
「我等の手で」
「そうだ」
 まさにその通りだと。ギジェは部下達に告げた。
「それでいいな」
「はい、それでは今から」
「総員攻撃開始!」
 ギジェの指示が出された。これが合図になった。
 ロンド=ベルも出撃する。しかしソロシップだけは。
「むっ!?」
「閣下、どうされました?」
「何か」
「巨神が出ていない」
 ギジャが最初に気付いた。
「それにあの艦もだ」
「そうですね。動きませんね」
「一隻だけ」
「何があった?」 
 そのソロシップではだ。ベスがハタリに対して問うていた。
「まだか!?」
「駄目だ、ゲージがあがらん」
「イデオンは!?」
 ベスはイデオンについても問うた。
「イデオンはどうなんだ!?」
「まだだ」
 ハタリはイデオンに対しても答えた。
「コスモの出撃準備がまだだ」
「何かあったのか!?」
 光はそれを聞いて本気で心配した。
「コスモさんに」
「どっかで油売ってんじゃないの?」
 アスカは光とは違っていた。
「どうせね」
「そう?怪我とかじゃ」
「先程の怪我が悪化していなければいいのですが」
 海と風はそうではないかと心配した。
「そうなったらね」
「大変ですけれど」
「大丈夫よ、それは」
 何故かここで必死に否定するアスカだった。
「あいつそんなにヤワじゃないわよ」
「だった何でそこまで慌てるんだ?」
 闘志也が聞かなくていいことを聞く。
「一体全体」
「何でもないわよっ」
 アスカは闘志也に対してムキになって返した。
「別にね」
「そうか?」
「そうよ。とにかく何処に行ったのよ」
「あのキッチンって子のところじゃないかな」
 斗牙の言葉だ。
「多分だけれど」
「何ですって!?」
 それを聞いて怒ったのはルナだった。
「この非常時に何エイジみたいなことやってんのよ!」
「おい、何で俺なんだよ!」
「だってあんたいつもお姉ちゃんお姉ちゃんって」
「姉ちゃんはもう見つけたから言ってねえだろ!」
「この前までそうだったじゃない」
「一体何時の話なんだよ」
 二人はグラヴィオンの中で喧嘩をはじめた。
「一体全体」
「あのさ、二人共さ」
 その彼等のタケルが言ってきた。
「ここはさ」
「あっ、そうか」
「そうよね」
 言われてやっとはっとした。
「バッフクランの奴等を」
「何とかしないと」
「何時言おうかと気になっていたが」
 ビリーもこれには実は頭を抱えていたのだ。
「タ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ