第四十話 イデへの心
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「私も偽りを言うつもりはない」
彼はまた言った。
「頼む、それではだ」
「・・・・・・・・・」
また運命に導かれた者が来た。運命はあらゆる者を巻き込みそのうえで。巨大な渦を作りその中でまた何かを動かしているのであった。
第四十話 完
2010・6・25
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