暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第三十八話 シャピロ急襲
[4/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たまりもありません」
「いえ、御安心下さい」
 しかしここで彼は言った。
「それにつきましては」
「安心していいとは」
「こうした時に備えて切り札を用意していました」
 こう話すのである。
「ですから」
「大丈夫なのですね」
「はい、御安心下さい」
 エキセドルに返す言葉はこうしたものだった。
「是非」
「左様ですか。それでは」
「では。将軍」
「はい」
 ここで彼の言葉に頷いたのは美知島だった。
「あれをですね」
「そうです、あれをです」
 彼に対してこう答えるレオンだった。
「その時だと思います」
「それでは」
 こうしてだった。そしてだ。
「発進用意だ」
「はい」
 美知島が命じてだった。遂に動いた。
 あるマシンが出て来た。それは。
「!?あれは」
「あれは一体」
 慎悟と神名はそのフロンティアから来たマシンはだ。それを見て言うのだった。
「スサノオに似てる!?」
「そうよね、あれは」
「けれど、まさか」
「有り得ないわ」
 二人は驚いた顔でそのマシンを見ていた。
「スサノオは一機の筈だけれど」
「そう、十二機のマシンのうちの一機として」
「いえ」
 しかしだった。ここで華都美が言うのだった。
「聞いたことがあるわ」
「聞いたことがある?」
「といいますと」
「スサノオの前に試作機が一機あったって」 
 それがあるというのだ。
「若しかしてそれじゃあ」
「試作機って」
「それがですか」
「ええ、けれど本当にあるとは思わなかったわ」
 それは彼も同じだった。
「まさか。しかもここで」
「十式オニクスという」
 ここで美知島が話した。
「それだ」
「十式オニクス!?」
「それがあのマシンですか」
「そうだ、それだ」
 こう慎悟と神名に対しても話す。
「今諸君等の援軍としてだ投入するのだ」
「援軍ですか」
「私達の」
「そうだ、その通りだ」
 また話す彼だった。
「それではオニクスよ」
「はい」
「わかりました」
 謎の二人がそれに頷いてだった。そうしてだった。 
 オニクスが動いてだ。彼等は攻めるのだった。
「!?強い」
「あの強さは」
 誰もがその強さに目を瞠った。ムゲ帝国軍のマシンを次々に倒していくのだ。
 それはだ。マクロス7から見てもだった。
「あの動きは」
「しかも攻撃力もかなりです」
「かなりの高性能です」
 エキセドルに美穂とサリーも話す。
「あの動きは一体」
「強さは」
「頼りにはなりますね」
 エキセドルもそのことは認めた。
「ですが」
「ですがですか」
「何かありますか」
「あのマシン、今は全くわかりません」
 こう言うのだった。
「一体何なのでしょうか」
「そうですね
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ