暁 〜小説投稿サイト〜
西部の娘
第二幕その二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

 ミニーは彼等を気遣って声をかけた。
「ああ、まあな。寒くて凍えそうだが」
 アッシュビーは笑顔で答えた。
「ところであたしに伝えたいことって何?」
 ミニーは問うた。
「うん、実はな」
 ソノーラが話そうとする。そこへランスが出て来た。
「あの男のことだが」
 その表情は険しい。
「あの男って!?」
 ミニーはそれが誰かわかっていた。だがあえて尋ねた。
「あの余所者だが」
「ジョンソンのこと!?」
「そうだ、あいつだ」
 ランスがさらに表情を険しくする。ミニーはそれを見て何か良からぬことだと悟った。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ