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もう一人のアルフィミィちゃん
宇宙へ
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…………では、少し遊んでまいりますの!!」

ヴォルフに搭載した時流エンジンツインドライブを作動させて、フルブーストで敵へと突撃をかけてやりますの。

『早い…………』

『加速しすぎです』

一気に持続600キロまで加速し、腰にさしてあるルシフェリオンの次元刀を持って、突き進み、リオンの部隊へと突撃するのです。

「あはははは、ザック、ザクですの!」

瞬時にリオンに接近し、コクピットのある胴体を切断し、次の的を選ぶ。

『隊長、コースを作りました』

『殲滅するならこのルートが効率いいです』

「助かりますの」

ルリとラトから効率の良い殲滅コースが送られて来たので、それにそって行動するですの。敵の雨のような弾丸を回避しながら、懐に潜り込んで辻斬りを行ってやるですの。叩き切った物は蹴りつけて近くのリオンへとぶつけて爆発させ、次を目指すですの。

「これはプレゼントですのよ、レイヤード・クレイモア」

両肩の積層指向性地雷を広範囲に放ち、周りを消し飛ばしてやりますの。もちろん、5連チェーンガンを撃って、滅ぼして行くですの。

「っ!?」

背後から斬りかかって来るリオン。他のより腕がいいみたいですけど、敵では有りませんの。

「T-LINKシステムフルコンタクトですの」

剣を機体をずらす事で避けて、次元刀を振り上げて切断しますの。即座にスラスターを吹かせてその背後に居たリオンを頭部のホーンで貫きますの。右後方から接近して来る敵には5連チェーンガンをお見舞いしてやるですの。

「温い、温すぎますの!!」

戦場のほとんどが手に取るようにわかりますの。

『仕事が有りませんね』

『どうする?』

『暇ですから迂回して戦艦を落としに行くのが良いかと。良いですよね、隊長?』

ラト、レティシア、ルリの順で発言して来ましたので、許可しておきますの。

「構いませんの。気を付けてお願いしますの」

三機が迂回路を取ったので、楽しみながら戦闘を行いますの。

「しかし…………流石ヴォルフ。数世代前の機体なんて相手になりませんの」

歌いながら斬り殺していきますの。

「蝶のように舞い、蜂のように刺しますの」

突撃を回避しながら同時に次元刀を一閃しますの。既に数十機落としているけど、まだまだ獲物はいますの。

「有象無象共が数だけいますの……だから、まとめて……相手してあげますの、うふふふふふ」

「ばっ、化け物めっ!?」

「そう、アルフィミィは化け物ですの…………クスクス」

縦横無尽に戦場をヴォルフで駆けながら、斬り殺し続けること2時間ほどするとアーマードモジュールがほとんど無くなりましたの。

『こちらスターズ2。戦艦4隻撃墜』
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