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Muv-Luv Alternative~一人のリンクス~
ネクスト
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階級は少尉。ポジションは制圧支援。美冴さんったら…」

「涼宮 茜。階級は少尉。ポジションは強襲掃討。足引っ張んないでよね!」

「柏木 晴子。階級は少尉。ポジションは砲撃支援。腕前の方は期待してもいいよねー?」

「築地 多恵。階級は少尉。ポジションは迎撃後衛。今度新型見せて!」

「高原 奈美。階級は少尉。ポジションは強襲掃討。宜しく!」

「麻倉 沙希。階級は少尉。ポジションは制圧支援。よ、宜しくお願いします…!!」

「上村 由梨。階級は少尉。ポジションは打撃支援。死なない程度に頑張ってこー!」

 これで全員の自己紹介が終わった。中々に個性的なメンバーだと思う。

「俺はシルバ・アルザーク。階級は少佐だが、皆の上官として入るわけじゃないから敬語とかなしで接してくれて構わない。宜しく頼む」

 俺が少佐だと言う事に皆の表情が一瞬だけ引きつったが、その後の言葉で皆安堵の息をこぼしていた。やはり自分より階級が高い人間と言うのは神経が磨り減るのだろう。俺にはわからない感情だが。

 取り敢えず俺の居場所は出来た。まだ右も左も分からない世界だが…この部隊で俺は生きていこうと思う。その為にも先ずは力を付けなければならない。俺本人叱り、このメンバーもそうだ。此処で知り合った以上、このメンバーを死なせたくない。所詮俺のエゴかもしれないが、そう思われても構わない。

 ま、結局今何を思おうが、俺がどうなるか、全てACの技術を使えるかどうか調べている香月の手に委ねられている。今は取り敢えず…このメンバーと親睦を深めよう。
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