暁 〜小説投稿サイト〜
Muv-Luv Alternative~一人のリンクス~
ネクスト
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
団。俺もORCAに誘われたが、その誘いを蹴り、ORCAと真正面から戦い、クレイドルを落とし宇宙へと上がると言う目的を阻止した。今となってはその判断が正しかったのか分からない。
ORCAの考えは決して間違ってはいなかったと思う。只そのやり方を間違えただけだ。あのタイミングでクレイドルを落とし宇宙へ逃げようとしても恐らくは間に合わない。急ぎすぎたのだ。もう少し時間を掛ければ…俺もORCA側に居たかもしれない。…今となっては過去の話だ。
「…そのコジマ粒子ってのはどうやったら生成されんの?環境汚染云々については置いておいて、そこが分からないと私もなんとも言えないわ」
「コジマ粒子は、コジマ粒子発生機構を用いてコジマ物質に定量で安定した電気エネルギーを加えることで、コジマ粒子が発生させられる。そのコジマ粒子発生機構はストレイドの中にあるジェネレーター内部に入っている。…残念ながらコジマ粒子の元であるコジマ物質がこの世界にあるかどうかまでは俺にも分からない。今コジマ発生機構の中に入っているコジマ物質を発見か生産できれば…少なくとも俺のストレイドは動く。ただし、コジマ粒子を普及させるのは俺は賛成できない」
「ま、そうよね。BETAを駆逐する事を優先しすぎて自分達が住む地上を汚したんじゃ意味がないわ。…それこそG弾の使用となんら変わりない。…でもコジマ粒子を放って置くのももったいなさすぎる。どうにかできないものかしらね…」
「そこら辺は俺にも分からない。只俺が居た世界の地表が汚れたのは世界規模でコジマ粒子を使用したからだ。ストレイド単機で使用してもそこまで影響はでないかもしれない」
「ま、それもそうね。コジマ粒子に関しては私が後で調べておくわ。それでもう一つのアレゴリーマニュピレイトシステムだっけ?それはなんなの?」
「AMSはネクストを操縦するに当たって一番重要な機構だ。脊髄や延髄を経て脳とACの統合制御体が直接データをやりとりをする機構。生体制御システム。それがAMS。この機構の存在によって従来存在していたACに比べかなり精密な機体制御が可能になった。だが脳と統合制御体との間でやり取りするデータを情報として認識するのは才能による所が大きく、誰しもがネクストに乗れる訳でもない。このAMSの存在があってこそあの機動が実証されるのだが、同時に使える人間も大きく限られてしまうのも事実だ。まぁ本来は体の一部が機能しない人間の為に作られたものだったんだがな…先程も言ったが一部の人間しか使えないために軍用技術に転移されてしまった」
「へぇ…さっきのコジマ粒子とは違ってこっちのAMSはかなり私にとって有効な物かもしれないわ。どうにか脳と統合制御体でやり取りされるデータの認識を旨く改良できれば…体の一部を失った衛士も前線復帰できるかもし
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ