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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0118話
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能力を量産型Wにもたせようとするだろう。

「さて。取りあえず奴等の強さは分かった」

 こちらの世界に来てからの戦いで、ここまでのダメージを受けたのは初めてだ。あちらの世界でもベーオウルフを例外にすればここまでのダメージを受けた事は殆ど無い。
 その結果がヒリュウ改やクロガネの実力を示している。チート能力を持っている俺相手にここまで戦う事が出来るんだ。まず間違いなくインスペクターは倒せるだろう。そしてアインストも……倒せたらいいんだが……
 俺の持っている情報や原作知識から考えると、まず間違い無く勝てると言い切れる。だが、あちらの世界でのベーオウルフの事を考えるとどうしても勝てると言い切れない。それ程の脅威をベーオウルフは持っていたのだ。

「いや。事がここまで進んでしまった以上、俺に出来るのはあいつ等を信じるしかないな。……だが」

 そう、だが。まだ最後にその力を確かめておきたい男がいる。

「ベーオウルフ……いや、キョウスケ・ナンブ」

 この部隊の中心人物であるあの男。アインストとも深い関わりを持つあの男の実力は最低限確かめておきたい。アインストのボスを任せました。でも勝てないであっさりとやられてしまい、地球に住む生命体は滅亡して静寂の世界が誕生しました……なんて事になったら洒落にもならない。
 奴の得たワイルドカード。それを自らの目で確かめない事には安心して後を任せられない。

「そうだろう? お前もそう思うよな、キョウスケ・ナンブっ!」

 ガロイカ越しに撃ち込まれたリボルビング・バンカーの杭を回避し、ガロイカの裏へと回り込む。
 そこには、右腕のリボルビング・バンカーをガロイカへと突き刺しているアルトアイゼン・リーゼの姿があった。
 それなりの戦いをこなしてきただろうに、機体に損傷は殆ど見られない。あってもかすり傷程度だ。それがキョウスケの今の実力を物語っている。

「お前が何を言っているのかは知らん。俺はただ立ち塞がるモノを撃ち貫くのみだ」
「そうだな。その方がお前らしい。……妙だな、これまでお前とは幾度も戦ってきたというのにこの懐かしい感じ。念動力の共振の時に感じるそれとも違う……そう、これは……あぁ、なるほど。郷愁、という奴か?」
「郷愁だと?」
「そうだな。いよいよ最終決戦なんだ。たまにはこんな昔語りもいいだろう。……キョウスケ・ナンブ。お前はあちらでの事をラミアからどの程度聞いている?」
「……大まかには」

 俺の言葉に少し考えるそぶりを見せたキョウスケだったが、情報を得られる機会を逃したくはないのだろう。大人しく俺との会話に応じる。

「俺とお前が初めて会ったのはどこでだったと思う?」
「知らん。ラミアの話からすると何らかの作戦で一緒になったのではないか?」
「惜
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