スーパーロボット大戦OGs
0118話
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攻撃でも、当たらなければ意味はない!」
技後硬直とも言える時間を覚醒による不思議な力でキャンセルし、近づいてきた剣を命中寸前で回避。そのまま剣の上に乗っているヒュッケバインMk-Vへと手を掛け、剣から引き離す。
「うわあああああっ」
猛スピードで突っ込んできたヒュッケバインMk-Vを掴んだままその場で一回転し、狙いをR-3パワードへと定めて投げつける。
「アヤ大尉、避けて下さい!」
「きゃああっ!」
悲鳴を上げつつも、何とかヒュッケバインMk-Vを受け止めるR-3パワード。だが、その隙を逃す程甘くはない!
「グレイプニルの糸、起動!」
そしてそのまま他の機体と同じようにグレイプニルの糸で縛り上げる。
「さて、これで残るのはオウカ、お前1人になった訳だが」
「……そうですね。さすがアクセル大尉、と言う所でしょうか」
笑みを浮かべつつもその目には諦めの色はなく、ブレード・トンファーの刃の部分をこちらへと向けてくる。
「私ではきっと時間稼ぎくらいしか出来ないでしょう。ですが、アクセル大尉はシャドウミラー隊の要。それをここに足止めすればその分だけ味方が楽になる筈です。……大尉、最後までお付き合いしてもらいますよ?」
「いいだろう。……来い!」
アダマン・ハルパーを大鎌の状態で構える。
「はいっ! 私の全てを……受け止めて貰いますっ!」
こちらへと急速に接近してきて、右のブレード・トンファーを振り下ろす。それを大鎌で受け止めると、その隙を突くかのように左のブレード・トンファーの刃の部分で突き刺してくる。
「甘いっ!」
右のブレード・トンファーを受け止めた大鎌の柄の部分を跳ね上げ、突き込まれたブレード・トンファーを弾く。
その弾かれたブレード・トンファーの勢いを使い、アルブレードは回転して裏拳のように左のブレード・トンファーで再度斬り付けてくる。
ブースターを小刻みに噴射する事でそれを回避し、回転をまだ終了していないアルブレードの背中へとバルカンポッドを発射。
「やりますねっ!」
「そっちもな」
バルカンは所詮バルカン。牽制程度ならまだしもダメージ的にはたいした事がなかったらしく平然とこちらへと向き直るアルブレード。
「スクールの長姉としてではなく、1人の人間、オウカ・ナギサとして……大尉、私は貴方に勝って、その真意を問いただしてみせます!」
自らの決意を叫びながら、再びブレード・トンファーで斬りかかってくる。その攻撃を先程までと同じように受けつつも、何か違和感を覚える。何故同じ攻撃を2度続ける? 効果がないのは分かっているだろうに……そんな風に考えつつも、振り下ろされた右のブレード・トンファーを大鎌で受け、左の突き出され
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