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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 召喚士の軌跡
第四話 ギフトゲームですよ?
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…この小娘がああぁぁぁぁ!!」

 怒りと共に咆哮を上げ、ガルドの体に変化がおとずれた。巨躯を包むタキシードが膨張する体を抑えきれずに弾け、体毛が変色して黒と黄色のストライプ模様が浮かび上がる。

 人狼ことワーウルフならぬワータイガーと言ったところか。

「テメェ、どういうつもりか知らねえが……俺の上に誰がいるかわかってんだろうなぁ!? 箱庭666外門を守る魔王が俺の後見人だぞ!俺に喧嘩を売るってことはその魔王にも喧嘩を売るってことだ! その意味が──」

「黙りな──」

そのとたん
キインと言う音がしたと思ったらガルドの回りには4本の剣が浮いていた

「黙るのは貴様だ外道」

「さて、ガルドさん。ここであなたには2つの選択肢があるわ。
 1つはここにいる全員を殺して口封じをする、
 もう1つは法の届かないところまで逃げ延びるか」

「最も、どの選択肢をとるにせよその剣がお前を貫くのが早いがな」

「そこで、提案があるわ。私達とギフトゲームをしましょう。あなたのフォレス・ガロ存続と私達ノーネームの誇りと魂をかけて」
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