拾った子供
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アルフィミィが転移したら、まさにソウルゲインとアインストヴォルフの戦闘の真っ最中でしたの。
「ルシフェリオン、これより介入行動を開始しますの。というわけで…………シャドウミラーのアクセル・アルマー、ここは任せてさっさと離れますの!!」
全域通信で呼びかけつつ、両腕部の重力制御装置による重力波を発生させていくですの。準備するのはグラビトロンカノンですの。流石に武装まではグレートゼオライマーとは同じと行きませんし、元はグランゾンですのよ。
『どいうつかわからんが、良いんだな?』
ソウルゲインが一旦距離を取った瞬間に、グラビトロンカノンでヴォルフを押さえ込んでやりますの。
「構いませんの。こちらの用があるのはベーオウルフのみですの! さっさと行かないとそのソウルゲインごとプチっといっちゃいますの」
『はっ、やれるもんなら…………と、言いたいが助かるぜ』
「その代わり、システムXNの爆破は勘弁して欲しいですの」
『ちっ、こっちの手まで呼んでやがるか…………まぁ、いい。お前の頑張りしだいだ』
「任せますの」
ソウルゲインがテスラ・ライヒ研究所へと入って行く。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉっ!!!」
それと同時にヴォルフから雄叫びが上がって、重力に押さえ付けられているというのに、立ち上がって来る。
「どんだけ化け物ですの…………って、重力波に対する学習もしてますの!」
ヴォルフから波動みたいなのが発せられて、重力波が弱まって行きますの。アインストの学習機能は半端無いですの…………たった二回でこれですの。シュウ・シラカワ戦で呼んだのは失敗でしたの?
「まあ、やるだけですの…………次元刀」
これは刀状の格闘用兵器。刃自身が次元振動を起こし、空間それ自体を虚の次元へ放逐する超危険な兵器ですの。刀を持って、接近するアルフィミィに対して、お父様は胸部を開放し、アインスト特有のコアが露出して光線を放って来ますの。
「でも、それは予想済みですの!!」
次元連結システムを使って、背後へと飛んで刀を振り下ろしますの。ですが、お父様は驚いた事にこちらの転移先まで読んでいたのか、リボルビング・ブレイカーを放って来ましたの。
「くっ!? 念動力フィールド、グラビティーフィールドっ!!」
お父様の戦術は肉を斬らせて骨を断つでは無く、骨を斬らせて骨を断つ。完全な捨て身戦法でしたの。両機ともに結構なダメージを受けますの。しかも、お父様は両肩のレイヤード・クレイモアを放って来るので、こちらも胸部からビームを発射する。
「あははははは」
「ふははははは」
近距離での砲撃の戦い。未来予測も技術も無い、ただのインファイトの戦い。お互い、全てを
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