Episode4:入学式
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並みの童顔を持つこの男の名前は『十三束鋼』。百家の名門、十三束家の人間だ、コイツとは、結構昔からの友人で、俺が何を嫌うのかは知っているはずなんだけど。
「あんまり人が多いとサイオンが活性化されるから疲れるんだよっ、てこれ言うの何百回目?」
「142回目だよ……って分かった分かった。ごめん」
回数覚える位なら本題を覚えろ、という視線を読み取ったのか、鋼が手を翳して引き攣った笑みを浮かべた。それに、俺は引き下がった。
「お詫びに、この後模擬戦ね」
「うぇぇ……隼人ってば存在自体がチートで攻撃がエグいから嫌なん……いえ、ありがたく御一緒させて頂きたく存じます」
「よろしい」
その一言に、鋼はガックリとうな垂れた。
――to be continued――
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