第三十話 ファーストアタック
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。そしてシェリルが出て来てだ。
「シェリルーーーーーーーーーッ!」
「皆ーーーーーーーーーーッ!!」
そのシェリルが叫ぶ青い軍服を模した衣装だった。
「文化してるーーーーーーーっ!?」
「おーーーーーーっ!」
「それじゃあ行くわよ!」
こう叫んでだった。早速歌いはじめる。
二曲三曲となってきた。しかしであった。
ロンド=ベルの面々の携帯が一斉に鳴った。それこそは。
「げっ、こんな時に」
「これ!?」
「これかよ」
それで、だった。一斉に席を立つ。そうしてだった。
慌しくバスに乗ってそのうえで各艦に戻りだった。
「敵ですか」
「今度は何処ですか?」
「ムゲ帝国だ」
答えたのはシナプスだった。彼は残っていたのである。
「奴等が来た」
「ああ、ムゲですか」
「予想していましたけれど」
「来たんですね」
「そうだ、来た」
まさにその彼等だというのであった。そうしてだ。
「数は三十万」
「三十万ですか」
「それだけですね」
「総員出撃してくれ」
シナプスは数を告げてすぐに命令を出してきた。
「いいな、すぐにだ」
「はい、それじゃあ」
「すぐに」
「しかしなあ」
ここでぼやいたのはフィジカだった。
「コンサートはまあ。後で動画サイトで観るか」
「そうだな。コンサートの動画はすぐに配信されるからな」
金竜が彼の言葉に応える。
「それを待てばいい」
「ええ、それで我慢します」
「というかフィジカ」
ドッカーがここで彼に問うてきた。
「御前家庭もあるだろ」
「まあそうだけれどさ」
「それでそれはまずいだろ」
「アーチストは別にいいじゃないか」
それはいいというのであった。
「それはさ」
「まあそうか?奥さんが文句言わないといいけれどな」
「そうか。それじゃあ」
「今は」
そんな話をしてであった。全員で出撃する。そのムゲ帝国軍の指揮官は。
「久し振りだな」
「またあんたかよ」
「ったくよ、コンサートを邪魔してくれてよ」
「全く、迷惑なんだから」
シャピロだった。誰もが彼の顔を見てうんざりとなっていた。
「本当にね」
「何で出て来たんだよ」
「一体何を言っている」
事情を知らないシャピロがここで彼等に問う。
「何をだ」
「ああ、あんたには関係ないから」
「ただ、今回特にむかついてるだけで」
「それだから」
「理由がわからんな」
シャピロだけがいぶかしんでいた。
「何を言っているのだ、さっきから」
「とりあえず戦うからな」
「それじゃあな」
「いくわよ」
ほぼ問答無用であった。そのうえで向かってだ。彼等から戦いをはじめた。
そのうえで攻撃を仕掛ける。敵を次々と倒していく。
「御前等のせいでな!」
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